「勉強して行きたくなった」世界遺産ランキング2025年版 TOP50を大公開!

番外編として「勉強して衝撃を受けた世界遺産」「知ることができてよかった世界遺産」それぞれTOP30も紹介

世界遺産は勉強すると実際に行ってみたくなるもの。昨年に続き世界遺産検定事務局では、「第58回検定」の受検者を対象に「勉強して行きたくなった」世界遺産のアンケートを実施しました。その結果をお知らせします!

TOP3は前年から変化がなく不動の人気。また、完成間近のサグラダ・ファミリア贖罪聖堂(アントニ・ガウディの作品群)や、過去最高の来島者数を記録した宮島の厳島神社など、この一年話題の多かった遺産が上位にランクインしました。

昨年登録された「佐渡島の金山」は惜しくもTOP10入りはならなかったものの、多くの票を集めて11位にランクインしています。

後半では番外編として「勉強して衝撃を受けた」「知ることができてよかった」世界遺産のランキングもご紹介しています。あまりなじみのない遺産も発見できるかもしれませんので、ぜひご覧ください!

※公式HPでは受検者のコメントも掲載しています。併せてご参照ください。

勉強して行きたくなった世界遺産 TOP10

【1位】モン・サン・ミシェルとその湾
<フランス共和国|文化遺産>

Le Mont Saint-Michel in the bay in Normandy, France

前年に続き、頭一つ抜け出した票数を獲得したモン・サン・ミシェルが1位でした。映画のモチーフにもなっている潮の満ち引きで変わる美しい景色が有名ですが、歴史を学んだことでさらに行きたくなった人が多いようです。

【2位】屋久島
<日本国|自然遺産>

Twitter@Akatsuking5

2位も前年と同じく、日本の自然遺産である屋久島でした。樹齢1,000年を超える屋久杉などの大自然を体感したい人や、屋久島を通じて世界遺産の登録基準を学んだことを理由に挙げている人が多く見られました。

【3位】イエローストーン国立公園
<アメリカ合衆国|自然遺産>

Yellowstone National Park

3位も前年と同じで、アメリカの自然遺産・イエローストーン国立公園がランクイン。鮮やかな色彩のグランド・プリズマティック・スプリングなどの自然美で知られ、「世界初の国立公園」かつ「世界で最初の世界遺産の一つ」であることが印象に残っている人が多いようです。

【4位】アントニ・ガウディの作品群
<スペイン|文化遺産>

The Sagrada Familia temple in Barcelona, Spain. Blue sky background

ガウディが残した建築群が今回ランクアップ。元々人気の高い遺産ですが、100年以上にわたって建設が続くサグラダ・ファミリア贖罪聖堂が完成間近で話題が増えたことも関係していそうです。

【5位】マチュ・ピチュ
<ペルー共和国|複合遺産>

The Classic photo of Machu Picchu with the face looking up and the citadel of the Incas, Peru

昨年より1つ順位を落としたものの、根強い人気を誇るマチュ・ピチュ。アンデスの山中に忽然と姿を現すインカ帝国の空中都市は、勉強すると一層想像力がかき立てられるようです。

【6位】アルベロベッロのトゥルッリ
<イタリア共和国|文化遺産>

第54回検定のメインビジュアルで昨年8位にランクインした遺産ですが、今年はさらにランクアップ。名前の響きや、取り外しが可能な屋根のエピソードが印象に残る人が多かったようです。

【7位】小笠原諸島
<日本国|自然遺産>

太平洋に浮かび、独自の生態系を有する自然遺産・小笠原諸島が昨年より順位を上げてTOP10入り!気軽には行けないだけに、勉強して詳しく知ると行きたい気持ちが強くなるようです。

【7位】厳島神社
<日本国|文化遺産>

訪問税の導入が話題になりましたが、2024年には過去最高の来島者数を記録した厳島神社が大幅ランクアップ。印象的な景観はもちろん、勉強して細部を知ると一層自分の目で見てみたいという気持ちになるようです。

【9位】姫路城
<日本国|文化遺産>

Himeji Castle with beautiful cherry blossom,Himeji Castle is famous cherry blossom viewpoint in Osaka, Japan

登録30周年の節目を過ぎましたが人気は健在。「白鷺城」と称されるその美しい外観と建てられてから現在に至るまでの歴史、さまざまな機能性が人々を惹きつけています。

【9位】タージ・マハル
<インド|文化遺産>

Colorful crowds of tourists walking along the Taj Mahal complex in Agra, India. Amazing view of the white marble mausoleum on blue sky background. Wonderful Mughal architecture.

インドの霊廟、タージ・マハルは昨年と同順位。白大理石で造られた左右対称の建築の美しさとともに、国王が王妃のために建てたストーリーに感銘を受ける人が多くいました。

勉強して行きたくなった世界遺産 TOP50の一覧

順位遺産名国名ポイント順位変動
1位モン・サン・ミシェルとその湾フランス共和国60
2位屋久島日本国53
3位イエローストーン国立公園アメリカ合衆国46
4位アントニ・ガウディの作品群スペイン45+3
5位マチュ・ピチュペルー共和国35-1
6位アルベロベッロのトゥルッリイタリア共和国34+2
7位小笠原諸島日本国28+5
7位厳島神社日本国28+11
9位姫路城日本国27-4
9位タージ・マハルインド27
11位ヌビアの遺跡群:アブ・シンベルからフィラエまでエジプト・アラブ共和国25
11位佐渡島の金山日本国25NEW
13位ケルンの大聖堂ドイツ連邦共和国24-7
14位文化交差路サマルカンドウズベキスタン共和国23+14
14位ヴィエリチカとボフニャの王立岩塩坑ポーランド共和国23+13
16位メンフィスのピラミッド地帯エジプト・アラブ共和国22-2
17位知床日本国20-7
17位白川郷・五箇山の合掌造り集落日本国20+6
19位古都京都の文化財日本国18+28
20位パリのセーヌ河岸フランス共和国16+3
20位シーギリヤの古代都市スリランカ民主社会主義共和国16+9
22位日光の社寺日本国15+11
22位紀伊山地の霊場と参詣道日本国15+35
22位メテオラの修道院群ギリシャ共和国15+7
22位ヴェルサイユ宮殿と庭園フランス共和国15+18
26位シェーンブルン宮殿と庭園オーストリア共和国14+5
26位ヴェネツィアとその潟イタリア共和国14-8
28位アウシュヴィッツ・ビルケナウ:ナチス・ドイツの強制絶滅収容所(1940-1945)ポーランド共和国13-7
28位白神山地日本国13-5
30位イスタンブルの歴史地区トルコ共和国12-13
30位平泉-仏国土(浄土)を表す建築・庭園及び考古学的遺跡群-日本国12-17
32位グレート・バリア・リーフオーストラリア連邦11-10
32位シャーク湾オーストラリア連邦11+77
32位ドゥブロヴニクの旧市街クロアチア共和国11+5
32位ギョレメ国立公園とカッパドキアの岩石群トルコ共和国11+37
32位明治日本の産業革命遺産製鉄・製鋼、造船、石炭産業日本国11+123
32位エローラーの石窟寺院群インド11+123
37位ラパ・ニュイ国立公園チリ共和国10+13
37位ヴァティカン市国ヴァティカン市国10+31
37位カステル・デル・モンテイタリア共和国10+72
41位プラハの歴史地区チェコ共和国9+19
41位長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産日本国9+17
41位富士山─信仰の対象と芸術の源泉日本国9-7
41位広島平和記念碑(原爆ドーム)日本国9-18
41位ウルル、カタ・ジュタ国立公園オーストラリア連邦9+68
41位テオティワカンの古代都市メキシコ合衆国9+60
47位隊商都市ペトラヨルダン・ハシェミット王国8+58
47位カナイマ国立公園ベネズエラ・ボリバル共和国8-31
47位ロス・グラシアレス国立公園アルゼンチン共和国8-6
47位法隆寺地域の仏教建造物群日本国8-15
47位ル・コルビュジエの建築作品:近代建築運動への顕著な貢献フランス共和国、
ベルギー王国、
スイス連邦、
インド、
アルゼンチン共和国、
ドイツ連邦共和国、
日本国
8+13
47位ジャイアンツ・コーズウェイとその海岸英国(グレートブリテン及び北アイルランド連合王国)8
47位オルチア渓谷イタリア共和国8+24

写真クレジット(上から):Willy Mobilo/Adobe Stock、Akatsuking/Adobe Stock、Zack Frank/Adobe Stock、9parusnikov/Adobe Stock、LautaroFederico/Adobe Stock、Jack78/Pixabay、ii_tomoaki/Adobe Stock、funboxphoto/photoAC、chanchai/Adobe Stoc

【番外編1】勉強して衝撃を受けた世界遺産 TOP30

「衝撃」にも色々あると思いますが、「負の遺産」や戦争・紛争により危機にある遺産が多く上位にランクインしました。TOP10を比較すると10個中8個が「勉強して行きたくなった」にはなかった遺産。詳しく見てみましょう。

※ここまでに既出の遺産は省略しています。

【1位】ゴレ島
<セネガル共和国|文化遺産>

Aerial view of Goree Island. Gorée. Dakar, Senegal. Africa. Photo made by drone from above. UNESCO World Heritage Site.

2位と約2倍の票差でトップに立ったのはかつての奴隷貿易の拠点、ゴレ島。奴隷貿易自体は知っていても、その歴史を生々しく伝える遺産があることは勉強するまで知らなかったという人が多いようです。

【2位】アウシュヴィッツ・ビルケナウ:ナチス・ドイツの強制絶滅収容所(1940-1945)
<ポーランド共和国|文化遺産>

ナチス・ドイツによって大勢の命が失われた場所であり、その残酷さを痛感したという意見が多く見られました。2025年は第二次世界大戦が終結してから80年の節目の年です。

【3位】メテオラの修道院群
<ギリシャ共和国|複合遺産>

Monastery of the Holy Trinity on cliff. Greek destinations. The Meteora monasteries, Greece Kalambaka. UNESCO World Heritage site.

岩山の頂に建つ修道院群の神々しい景観と、そこに修道院を築いた修道士たちの精神に驚いた人が多いようです。「メテオラ」はギリシャ語で「中空に浮く」という意味です。

【5位】広島平和記念碑(原爆ドーム)
<日本国|文化遺産>

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学校などで一度は学ぶ広島の原爆ドーム。改めて詳しく知ることで当時の状況に衝撃を受けたり、世界遺産として登録された経緯や意味を知る人が多かったようです。

【6位】バーミヤン渓谷の文化的景観と古代遺跡群
<アフガニスタン・イスラム共和国|文化遺産/危機遺産>

2003年から危機遺産に登録。破壊の痕跡が生々しく残るその姿に衝撃を覚えたという意見が多く見られました。勉強を通じて日本が修復に協力しているということを知った人もいたようです。

【8位】ルワンダ虐殺の記憶の場:ニャマタ、ムランビ、ギソジ、ビセセロ
<ルワンダ共和国|文化遺産>

Rwandan Genocide Memory. These are the clothes of the 10’000 of rwandans killed in the church of Nyamata – Bugesera – South of Rwanda

ルワンダ内戦中の1994年に発生した大量虐殺を伝える遺産で、2023年に「記憶の場」という新しい概念で登録。比較的最近の出来事なので驚いたという意見が多く見られました。

【8位】ESMA 博物館と記憶の場:拘禁と拷問、虐殺のかつての機密拠点
<アルゼンチン共和国|文化遺産>

ルワンダと同年に同じく「記憶の場」として登録。アルゼンチンの軍事政権下で行われた人権侵害の教訓を伝える遺産です。「ESMA」はかつての囚人収容所の一つで、現在は博物館になっています。

【10位】メンフィスのピラミッド地帯
<エジプト・アラブ共和国|文化遺産>

Plateau with pyramids and sphinx in Giza, Cairo

テレビのドキュメンタリーやクイズ番組で紹介されることも多い遺産ですが、改めてそのスケールの大きさや当時の技術力の高さ、謎の多い建造方法に衝撃を受けた人が多いようです。

勉強して衝撃を受けた世界遺産 TOP30の一覧

順位遺産名国名ポイント
1位ゴレ島セネガル共和国105
2位アウシュヴィッツ・ビルケナウ:ナチス・ドイツの強制絶滅収容所(1940-1945)ポーランド共和国54
3位メテオラの修道院群ギリシャ共和国43
4位イエローストーン国立公園アメリカ合衆国34
5位広島平和記念碑(原爆ドーム)日本国26
6位バーミヤン渓谷の文化的景観と古代遺跡群アフガニスタン・イスラム共和国22
7位屋久島日本国21
8位ルワンダ虐殺の記憶の場:ニャマタ、ムランビ、ギソジ、ビセセロルワンダ共和国20
8位ESMA 博物館と記憶の場:拘禁と拷問、虐殺のかつての機密拠点アルゼンチン共和国20
10位メンフィスのピラミッド地帯エジプト・アラブ共和国19
11位タージ・マハルインド18
11位シーギリヤの古代都市スリランカ民主社会主義共和国18
11位エローラーの石窟寺院群インド18
14位ル・コルビュジエの建築作品:近代建築運動への顕著な貢献フランス共和国、
ベルギー王国、
スイス連邦、
インド、
アルゼンチン共和国、
ドイツ連邦共和国、
日本国
17
14位ビキニ環礁-核実験場となった海マーシャル諸島共和国17
14位エルサレムの旧市街とその城壁群エルサレム(ヨルダン・ハシェミット王国による申請遺産)17
17位ラリベラの岩の聖堂群エチオピア連邦民主共和国16
17位ジャイアンツ・コーズウェイとその海岸英国(グレートブリテン及び北アイルランド連合王国)16
19位アントニ・ガウディの作品群スペイン15
19位マチュ・ピチュペルー共和国15
21位ロベン島南アフリカ共和国14
21位知床日本国14
21位ヴィエリチカとボフニャの王立岩塩坑ポーランド共和国14
21位ヌビアの遺跡群:アブ・シンベルからフィラエまでエジプト・アラブ共和国14
21位アルベロベッロのトゥルッリイタリア共和国14
26位ンゴロンゴロ自然保護区タンザニア連合共和国13
26位ラパ・ニュイ国立公園チリ共和国13
28位モン・サン・ミシェルとその湾フランス共和国12
28位万里の長城中華人民共和国12
28位グレート・バリア・リーフオーストラリア連邦12
28位白神山地日本国12
28位佐渡島の金山日本国12

写真クレジット(上から):Curioso.Photography/Adobe Stock、aileino/Pixabay、Voyagerix/Adobe Stock、m.nakamura/Adobe Stock、Jonathan Wilson/Adobe Stock、grauy/iStock、Camilo Del Cerro/Wikimedia Commons(licensed under CC BY-SA 4.0)、zevana/Adobe Stock

【番外編2】知ることができてよかった世界遺産 TOP30

TOP10を見ると「勉強して行きたくなった」「衝撃を受けた」と重なる遺産もありますが、10個中5個がここで初めて10位圏内に入ってきています。どんなところが「よかった」のか詳しく見てみましょう!

※ここまでに既出の遺産は省略しています。

【2位】ル・コルビュジエの建築作品:近代建築運動への顕著な貢献
<フランス共和国、ベルギー王国、スイス連邦、インド、アルゼンチン共和国、ドイツ連邦共和国、日本国|文化遺産>

東京・上野の国立西洋美術館が世界遺産であるということは意外に多くの人が知らなかったようです。国境を超える遺産が身近にあるという事実を知ることができてよかったという意見が多く寄せられました。

【5位】知床
<日本国|自然遺産>

こちらも日本にありながらあまり詳しくは知らなかったというコメントが多く見られました。海と陸が結びついた食物連鎖と生態系は、学んでみると多くの人の興味をそそるようです。

【7位】富士山─信仰の対象と芸術の源泉
<日本国|文化遺産>

自然というイメージが強いかもしれませんが、世界遺産には文化遺産として登録されている富士山。その理由を詳しく知ることができてよかったと感じている人が多いようです。

【9位】エルサレムの旧市街とその城壁群
<エルサレム(ヨルダン・ハシェミット王国による申請遺産)|文化遺産/危機遺産>

ユダヤ教、キリスト教、イスラム教の3宗教の聖地。ニュースで報道されるイスラエルと周辺国・地域との紛争の理由も、この遺産を通じてより深く理解できたという意見が多く見られました。

【9位】「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群
<日本国|文化遺産>

遺産群の中心的な存在の沖ノ島は今も一般人の上陸は禁止。自然崇拝と深く結びついた日本の祭祀文化や、日本人のルーツに興味を抱く人が多かったようです。

知ることができてよかった世界遺産 TOP30の一覧

順位遺産名国名ポイント
1位ゴレ島セネガル共和国56
2位ル・コルビュジエの建築作品:近代建築運動への顕著な貢献フランス共和国、
ベルギー王国、
スイス連邦、
インド、
アルゼンチン共和国、
ドイツ連邦共和国、
日本国
37
3位イエローストーン国立公園アメリカ合衆国33
4位屋久島日本国32
5位アウシュヴィッツ・ビルケナウ:ナチス・ドイツの強制絶滅収容所(1940-1945)ポーランド共和国26
5位知床日本国26
7位富士山─信仰の対象と芸術の源泉日本国23
7位広島平和記念碑(原爆ドーム)日本国23
9位エルサレムの旧市街とその城壁群エルサレム(ヨルダン・ハシェミット王国による申請遺産)22
9位「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群日本国22
11位明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業日本国21
12位姫路城日本国20
13位オデーサの歴史地区ウクライナ19
13位白神山地日本国19
15位ヌビアの遺跡群:アブ・シンベルからフィラエまでエジプト・アラブ共和国16
16位マチュ・ピチュペルー共和国15
17位ンゴロンゴロ自然保護区タンザニア連合共和国14
17位ヴェネツィアとその潟イタリア共和国14
17位タージ・マハルインド14
17位平泉-仏国土(浄土)を表す建築・庭園及び考古学的遺跡群-日本国14
21位厳島神社日本国13
21位モン・サン・ミシェルとその湾フランス共和国13
21位グレート・バリア・リーフオーストラリア連邦13
21位古都京都の文化財日本国13
21位ロベン島南アフリカ共和国13
26位アントニ・ガウディの作品群スペイン12
26位法隆寺地域の仏教建造物群日本国12
26位佐渡島の金山日本国12
26位自由の女神像アメリカ合衆国12
30位白川郷・五箇山の合掌造り集落日本国11

写真クレジット(上から):世界遺産検定事務局、Y taka/photoAC、kt-wat/Adobe Stock、Walkerssk/Pixabay、doraneko777/Adobe Stock

調査概要

調査目的本調査(アンケート)は、世界遺産学習が世界遺産に対する関心をどのように広げるのかを明らかにすると共に、世界遺産検定受検者が興味・関心をもつ世界遺産を調査することで、検定教材や制作物、プロモーションの質を向上させ、今後の受検者満足度を高めていくことを目的としている。
調査対象2024年11~12月に実施した「第58回世界遺産検定」の受検者
有効回答数●勉強して行きたくなった世界遺産1,406名●勉強して衝撃を受けた世界遺産1,297名●知ることができてよかった世界遺産1,269名
調査方法インターネット
集計方法各テーマにつき回答者1人あたり1遺産を回答し、1ポイントとして算出。
調査期間2024年12月9日~2025年1月5日


「出典:世界遺産検定」

世界遺産検定

ユネスコの理念を知り世界遺産活動の輪を広げることを目的に、世界遺産アカデミーが主催する文部科学省後援の検定。2006年の第1回検定以来、35万⼈以上が受検、20万⼈以上が認定されている。年4回、全国の主要都市で開催しており、4級、3級、2級、1級、最上級のマイスターのほか、2024年7月第56回検定からは準1級も新設されて全6級構成となった。20代を中⼼に⼦どもからシニアまで幅広い受検者を集め、メディアからの注⽬も⾼い。⼤学等⼊試優遇や学校での授業にも組み込まれている他、世界遺産に関連する施設・催事などでの認定者向けの優待特典もある。受検者からは「世界遺産を勉強したら、旅がもっと楽しくなった」との声も多く、趣味・教養を深める検定としても⼈気を博している。
【世界遺産検定公式HP】https://www.sekaken.jp/
【世界遺産アカデミー公式HP】https://wha.or.jp/

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