まだまだ暑い日は続きますが、噴水を眺めて涼んでみませんか?
株式会社ウェイブダッシュが運営する、みんなでつくる地域応援サイト「生活ガイド.com」( https://www.seikatsu-guide.com/ )は、みんなのランキング第52回「見て涼みたい噴水ランキング」のトップ10を発表いたしました。
このランキングは2024年の夏も暑い日が続いている日本で、見ているだけで涼めそうな「見て涼みたい噴水」を生活ガイド.com運営事務局が厳選しました。訪れて涼めそうな噴水を会員の方々に投票していただいた下記ランキングの結果を、ぜひ御覧ください!
今回1位になったのは、滋賀県 大津市にある「びわこ花噴水」でした。
日本一大きい湖である琵琶湖の大津港は遊覧船が発着する観光スポットであり、周囲が公園として整備されているので市民の憩いの場でもあります。その沖合いには夜になるとオレンジ・透明(白)・グリーンの3色にライトアップされる噴水があります。年間を通じて最大の見せ場は、夏に開催される「びわ湖大花火大会」ではないでしょうか。夜空に咲いた花火の余韻が残る中、優雅に舞い上がる噴水は、夏の思い出として忘れられないひとときになりそうですね。
また会員の方々からも、
「琵琶湖と三色の噴水のコントラストを見てみたい。」(70代女性)
「三色のライトアップが綺麗。花火も綺麗だろうと思う。」(80代女性)
などのコメントをいただきました。
そこで今回1位になりました、滋賀県土木交通部流域政策局河川・港湾室のご担当者様にコメントをいただきました。
■1位の受賞コメント
このたびは「見て涼みたい噴水ランキング」で、全国にもたくさんの噴水施設がある中、びわこ花噴水が1位をいただき、大変嬉しく思います。
■びわこ花噴水の紹介(特徴、楽しみ方など)
びわこ花噴水は長さ450m、高さは最大40mあり、全国でも最大級の大きさです。また、夜間には3色の光でライトアップをしており、琵琶湖の上で光る噴水は、とても幻想的です。ライトアップは年中※行っていますが、夏は夜空とのコントラストが綺麗なので、ぜひ見に来てください。
※運転時間は、時期により異なりますので、事前に確認してからお越しいただくことをおすすめします。
また今回は大津市観光振興課のご担当者様からも、大津市内の名所や名物(一部、県の名産品)のご紹介をいただきました。
■大津市観光のご紹介
①クルージング/遊覧船
「ミシガンクルーズ」では広大な琵琶湖を肌で感じることができます。船内では多彩な食事や音楽を楽しんだり、たくさんあるフォトスポットで思い出の写真を残すことができます。
2024年に本屋大賞を受賞した宮島未奈さん作の『成瀬は天下を取りにいく』にも登場しているので、聖地巡礼にもピッタリのスポットです。
また「びわ湖疏水船」に乗れば大津の自然を感じながら、琵琶湖の大津港から出発して京都市の蹴上まで移動できます。春には桜や新緑を、秋には紅葉を船上から楽しむことができますが、春と秋限定の運航のため、ご予約の際は「びわ湖疏水船」のWebサイトをご確認ください。
②寺社巡り
「びわこ花噴水」のある大津港から西側(徒歩約20分)に進むと、天台寺門宗の総本山である「三井寺(園城寺)」があります。境内には、国宝や重要文化財の堂塔伽藍が建ち並んでいます。座禅や写経などの体験も行っておりますので、「三井寺(園城寺)」にお参りの際はぜひ体験してみてください。
③芸術・工芸品
大津市は他にも「大津絵」や「びわ湖真珠」、「唐橋焼」等が有名です。「大津絵」は江戸時代初期から描き売られていた民画で、東海道を旅する人のお土産や護符として人気でした。湯呑みやポストカード等大津絵が描かれたお土産がたくさんありますので、旅の思い出にひとついかがでしょうか。
写真:びわ湖真珠(神保真珠商店)/提供:大津市観光振興課
また、皆さんご存じでしたか?実は琵琶湖でも真珠がつくられているんです。「びわ湖真珠」はイケチョウガイという琵琶湖に生息する貝から生産されます。色が紫やピンク、オレンジなど多彩で、自然な形をしているところが特徴的です。自分や大切な方へのお土産にぴったりです。
他にも「唐橋焼」は琵琶湖の流れ口にあたる瀬田川にかかる「瀬田の唐橋」が由来の焼き物で、独自の琵琶湖ブルーの釉薬やモチーフの愛らしいフクロウが癒しを与えてくれます。唐橋焼窯元では置物やマグカップ等を買うことができます。毎日フクロウに癒されてみませんか。
④期間限定イベント
写真:よはのつきプロジェクト/提供:大津市観光振興課
2024年は期間限定で「よはのつきプロジェクト」と題して、秋の大津の夜を楽しむイベントが開催されます。
9月14日(土)から11月17日(日)まで、大津港やなぎさ公園等の市内5カ所でライトアップを行います。竹やヨシでできた灯りのオブジェクトと共に特別な夜の景色をお楽しみいただけます。10月中旬にはうなぎと日本酒を楽しむイベント、11月中旬には和スイーツマルシェも予定しています。詳細については、公式インスタグラムや公式サイトをご覧ください。
他にも、大津港やなぎさ公園周辺では様々なイベントが開催されていますので、大津市に訪れる際はイベント情報もチェックしてみてください。
2位から5位の見て涼みたい噴水ランキングは下記のとおりです。
第2位 北海道 札幌市 「モエレ沼公園 海の噴水」
2位は北海道 札幌市の「モエレ沼公園 海の噴水」でした。
イサム・ノグチにより設計され、公園の中心にあるこの大きな噴水は、直径48mで最大25mまで噴き上がります。フルプログラム40分、ショートプログラム15分の間に様々な「海」を表現するシーンを楽しんでいただけるものになっています。夜にはライトアップされ、昼と夜で異なる変化を楽しむことができます。
第3位 石川県 加賀市 「片山津温泉 柴山潟大噴水」
3位になったのは石川県 加賀市の「片山津温泉 柴山潟大噴水」でした。
片山津温泉のシンボルである柴山潟のほぼ中心にあり、太陽と青空を背景に高さ70mまで打ち上がるダイナミックな姿は圧巻です。また、夜には浮御堂と共にライトアップされるので、水のリズムと歴史的建築物とが調和した美しさを堪能することができます。2024年3月に延伸開業した、北陸新幹線の加賀温泉駅からも車で10分ほどなので、遠方からも訪れやすくなりました。
第4位 兵庫県 神戸市 「神戸市立須磨離宮公園 噴水」
4位は兵庫県 神戸市の「神戸市立須磨離宮公園 噴水」でした。
神戸市立須磨離宮公園は、歩くだけで優雅な気分になれる、様々なバラ(※)に囲まれた公園です。
※開花時期にご注意ください
園内には複数の小噴水からダイナミックに噴き上がる大噴水があります。季節によりますが、夜間開園時にはライトアップした綺麗な噴水を観ることができます。
第5位(同点) 沖縄県 本部町 「海洋博公園 噴水」
5位は沖縄県 本部町の「海洋博公園 噴水」でした。
海洋博公園の広場にある噴水は、様々な噴き上げを演出する噴水が涼しさと楽しさをもたらし、子どもの遊び場になっています。周辺にはテラスや東屋があり、日差しを避けてくつろぐこともできます。さらに毎年1月から2月にかけては「美ら海花まつり」が開催され、咲き誇る公園の花々と噴水がもたらす調和は、訪れる人々に春の知らせを感じさせてくれます。
第5位(同点) 和歌山県 太地町 「くじら浜公園 噴水」
同じく5位になったのは、和歌山県 太地町の「くじら浜公園 噴水」でした。
くじら浜公園の噴水は、大きな鯨の尻尾のモニュメントが特徴的な噴水です。また公園内にはくじらの博物館や定期遊覧船の発着場もあるので、他県からの観光スポットとしてもオススメです。なお太地町では1600年代から組織的な捕鯨が行われており、鯨と密接な関係がある地域としても知られています。
【調査概要】
調査方法:インターネット調査
調査期間:2024/5/14〜2024/7/31
調査対象:生活ガイド.com会員の内、10代~80代の回答者119名
▼みんなのランキング第52回「見て涼みたい噴水ランキング」結果発表は下記URLからご覧ください。
生活ガイド.comのみんなのランキングでは、定期的にユニークなテーマで投票をしております。引き続き新たなランキングも発表していく予定です。
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