夏に詣でる新風習! “関東のいずもさん”こと、出雲大社相模分祠が「夏詣」を7月1日(土)~8月31日(木)に開催

目次

ほおずきをあしらった「限定御朱印」、秦野の名水での「水みくじ」など、夏らしい催しで参拝者を歓迎

“関東のいずもさん”として親しまれる出雲大社相模分祠(神奈川県秦野市)は、「夏詣(なつもうで)」を2023年7月1日(土)~8月31日(木)の期間で実施します。「夏詣」とは、大晦日に「年越」の大祓をして翌日「初詣」をするように、新年から半年後の6月末に「夏越」の大祓を経て、過ぎた半年の罪穢れを祓い、無事を感謝するとともに新しい半年の更なる健康を願うべく夏に詣でる新しい風習です。

出雲大社相模分祠とは、島根県出雲大社のご祭神・大国主大神を主祭神とする出雲大社教の分祠で、そのご神徳を関東地方に広めるため、明治21年(西暦1888年)より秦野市に鎮座し、いまでは「関東のいずもさん」と呼ばれ、親しまれています。
 当分祠では、ダイコク様の愛称で親しまれている大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)や事代主大神(ことしろぬしのおおかみ)をお祀りしており、島根県まで行かずとも関東で「出雲大社」への参拝としてご神徳を戴き、ご利益を授かることができます。縁結び、商売繁盛、家内安全をはじめ、学問や厄除の御利益があり、地域の守り神として広く御崇敬をいただいております。
 この度開催する「夏詣」では、古来よりお盆の花としてお供えされるほおずきをデザインした夏らしい「限定御朱印」を授けるほか、水に浮かべることで運勢が浮かび上がってくる「水みくじ」、力強い演舞が魅力の「秦野観光和太鼓」など、期間中、様々な催しで参詣者のみなさまや地元のみなさまをもてなします。
 さらに、境内の「千年の杜」に湧水する冷たい「ゆずりの水」をご参拝の皆様にご提供します。この水は地下50mから汲み出る秦野盆地湧水群で、自然の力でろ過され、そのまま飲料できる貴重な水資源です(毎年、保健所の水質検査を実施)。慶長年間より湧水し、平成二十七年 環境省開催の環境省選定 名水百選 選抜総選挙の「おいしさが素晴らしい名水部門」で全国一位に選ばれました。この名水は、ペットボトルをお持ちいただければお持ち帰りいただくこともできます(お持ち帰り容器の販売もございます)。
 セミの声が降りしきる夏のみぎり、暑さと清涼な名水を五感で感じられる、趣の異なる季節の行事を開催する、出雲大社相模分祠へぜひお越しください。

【出雲大社相模分祠「夏詣」概要】

  • 期間:2023年7月1日(土)~8月31日(木)
  • 場所:出雲大社相模分祠
  • 住所:〒257-0015 神奈川県秦野市平沢1221
  • 電話番号:0463-81-1122
  • URL: https://www.izumosan.com/
  • アクセス:小田急線「秦野駅」、「渋沢駅」よりバスまたは徒歩/東名高速道路「秦野中井インター」より10分 ※詳細はホームページをご高覧ください
  • 駐車場: 130台(無料)

<夏詣の行事一覧>

  • 全期間中:限定御朱印、特別装飾、水みくじ、花手水、お水取り、ストリートピアノ(9時~16時30分)
  • 7月8日:ほおずき市 朝顔市(10時~17時)、居合演武(11時~)
  • 7月9日:ほおずき市 朝顔市(10時~17時)、秦野観光和太鼓(11時~、13時~)
  • 7月15日~17日:ほおずき市 朝顔市(10時~17時)
  • ~7月20日:第2回 出雲大社相模分祠 写真風景画コンテスト 応募締切
  • 8月1日~8月31日:出雲大社相模分祠 写真風景画展(10時~16時)

<夏詣の行事>

1.【夏詣】限定御朱印(期間中)

古来よりお盆の花としてお供えされる、ほおずきをデザインした1枚ずつ手書きの御朱印です。ご持参の御朱印帳に直接、浄書するか、あらかじめ和紙に書いた御朱印もご用意しております。
出雲大社相模分祠500円、御嶽神社300円、八坂神社300円、切絵御朱印1000円

2.【名水の里】秦野名水を五感で感じる装飾や「水みくじ」「お水取り」(期間中)

真夏の最中、手水舎の冷たい地下水でお浄めしていただけます。境内には、爽やかな音色が響き渡る夏風鈴や花手水、湧水ミストシャワーでおもてなしします。さらに、水に浮かべると運勢が浮き出る、夏にぴったりの涼しげな「水みくじ」も販売いたします。
水みくじ 1回 300円

また、先述の通り境内にある千年の杜に湧水する「ゆずりの水」をご参拝の皆様にご提供しております。「お水取り」として、ペットボトル等容器を持参いただければ、この湧水をお持ち帰りいただくこともできます(お持ち帰り容器の販売もございます)。
出雲大社相模分祠が鎮座する丹沢山地と大磯(渋沢)丘陵に囲まれた秦野盆地は、神奈川県で唯一の盆地であり、地下には七億五千トンもの豊富な地下水が蓄えられております。慶長年間より湧水する境内の「ゆずりの水」は、平成二十七年に環境省が行った「名水百選 選抜総選挙」の「おいしさがすばらしい名水部門」で全国一位にもなった、秦野盆地湧水群のひとつでもあり、多くの参拝者がお水取りに訪れる憩いの場となっております。
地下50mから汲み出る湧水は、自然の力でろ過され、そのまま飲料できる貴重な水資源で、毎年、保健所の水質検査を実施し水質保全を行っております。
お持ち帰り容器 専用ペットボトル150円、名水ボトル1,200円

3.ほおずき市 朝顔市の開催

色鮮やかなほおずきが境内を飾ります。古来よりほおずきは、お盆の花としてお供えされます。日本での一番古い記録をみると古事記の中でヤマタノオロチの瞳が赤いことをほおずきを用いて表現され、炎のように明るいほおずきの赤い実を提灯に見立てて、お盆に帰ってくるご先祖様の道しるべとしてお飾りすると言われております(諸説あります)。
また、境内参道にて露店や冷たいお豆腐の販売や、イベントも開催いたします。

  • 開催日時:7月8日(土)~9日(日)、15日(土)~17日(月・祝) 各日10時~17時
  • ほおずき籠付き2,000円、切り花ほおずき1,000円、朝顔籠付き2,000円
4.居合演武、秦野観光 和太鼓

迫力ある居合演武や力強い秦野観光和太鼓も実施。夏を盛り上げます。

開催日時:
・居合演武:7月8日(土)11時~
・秦野観光和太鼓:7月9日(日)11時~、13時~

5.ストリートピアノの設置

期間中、境内にどなたでも演奏いただけるストリートピアノが登場します。
このピアノは元々、結婚式場でお祝いに使われていたものですが、感染症対策のため結婚披露宴は全く行われず、ひっそり片隅に置かれてしまったものを、ストリートピアノとしてリニューアルし、参拝の皆様に開放した次第です。思い出づくりに、清々しい気持ちでご披露下さい。

  • 期間:夏詣期間中毎日 9時~16時30分
  • 備考:・雨天時は中止・無料・撮影・SNS投稿可(ハッシュタグ #出雲大社相模分祠 で是非ご投稿ください)・予約不要・小学生以下のご利用は保護者同伴でご利用ください
6.第2回 出雲大社相模分祠 写真風景画コンテスト

一般の方より、「出雲大社相模分祠の境内・祭礼・行事の風景や人物・動植物」をテーマにした写真風景画コンテストを開催します。応募作品は当分祠にて展示します。また、風景画展「しろひげ塾 第12回 塾生展」も同時開催します。

  • 応募締切:2023年7月20日(木)
  • 募集部門:一般写真部門、SNS写真部門、風景画部門 以上の三部門
  • 賞金:各部門 大賞(二万円) 優秀賞(一万円) 入選(景品)
  • 展示期間:8月1日~31日まで 10時~16時
  • URL:https://izumotaisha.org/

※応募方法や詳細は公式サイトをご覧ください。

出雲大社相模分祠第1回写真コンテスト インスタ部門優秀賞 「夏詣」
出雲大社相模分祠第1回写真コンテスト インスタ部門優秀賞「ヤギのモモもお出迎え」

ご参考

■ 出雲大社相模分祠について

出雲大社相模分祠は、明治21年(西暦1888年)に島根県に鎮座する出雲大社第80代国造・千家尊福公に請願し、秦野市平沢の累代の神職であり秦野煙草の祖と仰がれる草山貞胤翁が大国主大神の神徳を関東地方に広めるための要所としたのが始まりです。以来、結婚式場・御社殿の増築、大規模な植樹を施行する等、益々その尊厳さを増して今日に至っております。
出雲大社は相撲の神様ともゆかりが深く、初詣節分には伊勢ケ濱部屋による横綱照ノ富士や関取の迫力の賑わい行事を30年以上にわたり開催(感染予防により現在一時中止)。出雲神楽の伝承や神道儀礼を通じて、人々のつながりや昔ながらの神まつりの姿を忘れず、どこか懐かしい日本の縁日を現代に伝えていきたい、そんな場所を目指しています。

■小田急線「秦野駅」に出雲大社相模分祠の副駅名看板も設置!

2022年10月21日に小田急線「秦野駅」に出雲大社箱相模分祠の副駅名看板を設置しました。これをきっかけに秦野駅をご利用の皆様に出雲大社相模分祠をより身近に感じて頂くと共に、初詣や年中行事の賑わいを通じて小田急沿線で生活する多くの人々に寄り添い地域の発展に貢献したいと考えています。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次