群馬県の西北部、 高原野菜の産地として知られる嬬恋村に建つリゾートホテル「休暇村嬬恋鹿沢」(所在地:群馬県吾妻郡嬬恋村田代1312)では、 嬬恋村の特産「嬬恋高原キャベツ」の収穫が始まったことに併せ、 地元農家が高原野菜を販売する「白樺マルシェ」をエントランスにオープンします。 群馬県の夏秋キャベツの出荷量は、 1969年から52年連続で日本一の記録を更新中。 その中核をなす嬬恋村では、 7月から10月の間に約1億5000万個ものキャベツが作られています。 横に並べると地球を1周するほどのキャベツが出荷されます。
◆嬬恋村とキャベツ
嬬恋村は 夏場の平均気温が15~20度と涼しいこと、 年間の雨量が多く、 昼夜の気温差が大きいこと、 そして「黒ボク土」と呼ばれる火山灰を含む、 排水の良い栄養豊かな土が多いことなど、 キャベツ栽培の好適地であったため、 明治末期に試験的に導入されました。 その後、 昭和初期にキャベツ栽培が定着。 昭和40年頃から農地造成が進み、 収穫量が一気に増加。 嬬恋ブランドが確立されました。
◆嬬恋キャベツの出荷数
標高800~1400mで栽培されている「嬬恋高原キャベツ」は、 昼夜の温度差や高原の朝露により、 柔らかくて甘みが強いのが特徴です。 その特徴を生かすために、 収穫は気温の低い早朝に行われます。 機械では収穫できないため、 1個1個丁寧に包丁で切り取り箱に詰めていきます。 最盛期には深夜2時頃から収穫が始まり、 1日で160万個が出荷されます。
◆休暇村嬬恋鹿沢では期間限定「白樺マルシェ」がオープンします
新鮮な嬬恋高原野菜を販売する「白樺マルシェ」がまもなく開店します。 野菜を販売するのは嬬恋村のベテラン農家さん。 キャベツを始め、 朝採れの野菜が数多く並びます。 珍しい野菜や美味しい調理方法を、 農家さんに直接聞けるのも旅のお楽しみ。 購入した野菜は、 休暇村からの発送も可能です。
【白樺マルシェ】
- 期 間:2022年7月26日(火)~9月25日(日)までの毎日
- 時 間:8:00~10:00
- 場 所:休暇村嬬恋鹿沢エントランス
- 野 菜:嬬恋高原キャベツ:1玉120円、トウモロコシ:1本150円、ブルーベリー:1パック450円(200g)、トマト、 きゅうり、 なす、 かぼちゃ、 ズッキーニ、 など
※集荷状況により、 販売する野菜や価格が変わる場合があります
◆嬬恋キャベツの種類
これは農家1軒につき5ヘクタールの畑を所有している計算になります。 東京ドーム1個分と言えば、 そのスケールが伝わるでしょうか。 その広い畑で生産されているキャベツは、 最大35種類。 「初恋」「春風」「青琳」、 圧倒的に柔らかい幻の「419」などそれぞれに名前がついており、 甘みが強く、 生食に向いているもの、 水気が少なくシャキシャキ感があるものなど、 味や食感に違いがあります。
《休暇村嬬恋鹿沢 つまごいプレミアムビュッフェ宿泊プラン》
夕食・朝食は、 上州、 信州の素材をメインに使ったビュッフェスタイルです。 7月~10月は、 キャベツを始め、 トマトやナス・キュウリ・ズッキーニ・ブルーベリーなど、 嬬恋産の高原野菜を使ったメニューが多数並びます。 料理長自ら、 農家の畑に出向き新鮮な野菜を仕入れています。
- 期 間:通年
- 料 金:平日1室2名利用 大人1名1泊2食付き 14,150円(税込)~
【休暇村嬬恋鹿沢のランチメニューにも期間限定で嬬恋キャベツが登場】
嬬恋キャベツが旬を迎える期間は、 ランチメニューにも限定キャベツメニューが登場します。 推しメニューは「つまキャベちゃん」。 九州出身の料理長のソウルフード、 ちゃんぽん麺と、 嬬恋キャベツがコラボレーション。 キャベツをメインに新鮮な野菜とモチモチの麺が絶品の人気メニューです。
- 期 間:2022年7月16日(土)~10月16日(日)
- 料 金:つまキャベちゃん 710円(税込) 焼きチーズグリーンカレー 920円(税込)
◆休暇村嬬恋鹿沢
群馬県の西端、 標高1400mの高原に建ち、 周囲をカラマツやシラカバに囲まれ、 ホテルから半径1400m以内に民家や観光施設が無い「ポツンと温泉リゾート」。 広大な敷地の中にホテルやキャンプ場を始め、 自然情報を紹介する鹿沢インフォメーションセンターや遊歩道などが整備されています。 大浴場には1000年以上の歴史があると言われる、 名湯「鹿沢温泉」を引湯。 周辺には花や新緑・紅葉を満喫できるハイキングや登山コースが多数存在しています。
- 所在地:〒377-1695 群馬県吾妻郡嬬恋村田代1312
- TEL0279-98-0511 FAX0279-98-0513
- URL: https://www.qkamura.or.jp/kazawa/
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