阪急交通社は、2024年12月27日から2025年1月5日出発の海外旅行、国内旅行の予約状況から、年末年始の旅行動向をまとめました。
今年の年末年始は、一般的に9連休となることで、海外旅行、国内旅行ともに需要の増加がみられます。国内旅行では富士山を観光素材とする旅行商品の人気が高まるなど新たな動きが見られます。
【国内旅行】
出発日のピーク:(1)12月31日(火)(2)1月4日(土)(3)1月2日(木)
国内旅行の予約者数も、前年同期比1.5倍となっています。人気旅行先ランキングでは、近畿が1位、関東が2位、北陸・甲信越が3位となりました。年末年始の人気の高いテーマ別の伸び率ランキングでは、「富士山」が前年比で4倍となりました。当社では、全国各地から富士山の眺望やその周辺の観光地を組み合わせた旅行商品を企画し、ツアーを実施しています。インバウンドで注目される富士山の観光価値が、日本人にも大きく高まっていることがうかがえます。
そのほか、前年3位の高級宿(最上級ランクホテル)が、今年は2位となりました。物価高で節約志向は継続するものの、年末年始においては、魅力を感じる価値には対価を払う消費動向も見られます。また、例年冬季は「カニ」を中心とした冬の味覚をテーマとする旅行商品の需要が高まり、今年の年末年始も日帰りや1泊2日の「カニ」を食するツアーが人気となっています。
国内旅行の出発日のピークは12月31日(火)で、1月4日(土)、1月2日(木)と続いています。海外旅行と比較して旅行期間が短いこともあり、出発日は9連休の中で偏ることなく、分散して選択される傾向となっています。
■国内旅行・人気ランキング(予約人数)
■年末年始特集(国内旅行・海外旅行)
https://www.hankyu-travel.com/newyear
※海外旅行・国内旅行 共通
対象期間:2024年12月27日~2025年1月5日出発
対象ツアー:阪急交通社 募集型企画旅行(予約人数)
調査日:2024年11月22日
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