見る者を魅了する四万ブルー
北海道の青い池まで行かなくても見られる深青の水面。四万ブルーは、見る者を魅了すると言っても過言ではないほどの美しさを持っていました。
個人的に来た道を戻るピストン路のルートを避けることが多い。行き先が突き当たりなのと、行きの道を走っている時に「またこの道を戻るのか」と、進めば進むほど逆に帰路が長くなっていく感じがきついからだ。実は今回の奥四万湖も基本は突き当たりのピストン路ではあるが、湖の周りが一周できるということで、実は厳密には行き止まりにはなら
ないのだ。
さて、関越道の渋川伊香保ICで降りて、中之条へのアクセスが至便になった上信道に入る。建設途中のこの道は草津まで延びるので、完成すれば関越から志賀草津や嬬恋へのアクセスが容易になる。その上信道のおかげで都内から奥四万湖までの約170㎞を3時間かからずに行けるようになった。
まずは、奥四万湖の展望台に。駐車場から階段を登ると鮮かな四万ブルー湖面が望める。この青色は湖の下にアロフェンという物質の微粒子があり、それが湖水に溶け込んでいるためと言われている。
その後、湖を一周(4㎞)走って各展望台を訪ねたが、湖の全見る者を魅了する四万ブルー景を望めたのはこの奥四万展望台のみであった。そうすると湖を一周するモチベーションに欠けるが、湖の奥にある赤沢橋から落差25mのしゃくなげの滝の遠望が見れるのでそれを目的に走るのが良いかと思う。なお、湖を周遊する道は一方通行なので、結果、湖を一周することになる。四万川ダムの堰堤上を走り、そして、日向見駐車場にて改めて四万川ダムを下から眺めた。
次に、近くにある大泉の滝に。道沿いに滝入口の看板があるが分かりづらいので滝見園地の駐車場を目印にするのがお勧め。滝入口の看板から大泉の滝までは坂道を下りてすぐ。四万ブルーの美麗な滝を眼前に見ることができる。
その後、風情ある四万温泉の温泉街や桐の木平の商店街を抜けて四万の甌穴群に着いた。
残念ながら今年末まで水量が増加しているため甌穴は見えないが、淵が好景観なの立ち寄って見るのもありだ。
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