【会いに行ける美仏】岩船寺ライトアップ・海住山寺ライトアップを開催!

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文化財の宝庫 木津川で特別な夜を!

観光庁による「地域観光新発見事業」の採択事業「アクセス向上で『会いに行ける美仏』誘客促進事業」の一環として、特別感の創出により付加価値を高めるため、岩船寺ライトアップ及び海住山寺ライトアップを開催します。

また、ライトアップの開催に合わせて、美仏と美食を楽しめる「美仏×美食ツアー」を実施します。

■岩船寺ライトアップ 千紫万紅ー花浄土の和みー

関西花の寺二十五カ所のひとつであり、室町時代の三重塔や平安時代の阿弥陀如来坐像などの重要文化財を有する岩船寺にて、ライトアップを実施します。

三重塔の朱が映えるライトアップにより、四隅の垂木を支える隅鬼も鮮やかに見ることができます。

ライトアップ当日は、特別開扉により、本堂の外から阿弥陀如来坐像を拝むことができ、花の寺ならではの「和」をテーマとした美しい花々の演出も見どころです。

岩船寺三重塔(室町時代・重要文化財)

▶お茶の京都ブログページ⇒https://ochanokyoto.jp/enjoy/detail.php?en_id=95

【開催日時】

令和6年11月15日(金)から11月17日(日)まで(3日間)

各日午後5時30分~午後8時30分消灯(最終入場午後8時)

【開催場所】

岩船寺(木津川市加茂町岩船上ノ門43)

【入場料】

1,500円(税込)※小学生以下無料

【その他】

・ 午後5時30分~午後7時30分の間、JR木津駅東口から無料シャトルバスを運行します。

・ 電子チケットは以下のURLからご購入いただけます。

 ▶ことよりモール お茶の京都特産品ページ⇒https://www.kyotobank.co.jp/ecmall/products/detail/6739

■海住山寺ライトアップ

恭仁宮跡を眼下に望む海住山寺でのライトアップでは、鎌倉時代から残る国宝五重塔を幻想的に照らします。

現存の五重塔では、法隆寺と海住山寺のみでしか見られない初層の裳階や五重塔としては室生寺に次いで小さい凛とした姿の塔身が、美しい光を纏って夜空に浮かび上がります。

本堂の特別拝観も併せて実施。

「和」をテーマとしながら、幻想的な雰囲気を味わえるライトアップです。

海住山寺五重塔(鎌倉時代・国宝)

▶お茶の京都ブログページ⇒https://ochanokyoto.jp/enjoy/detail.php?en_id=96

【開催日時】

令和6年11月22日(金)から11月24日(日)まで(3日間)

各日午後5時30分~午後8時30分消灯(最終入場午後8時)

【開催場所】

海住山寺(木津川市加茂町例幣海住山境外20)

【入場料】

1,500円(税込)※小学生以下無料

【その他】

・ 午後5時30分~午後7時30分の間、JR木津駅東口から無料シャトルバスを運行します。

・ 電子チケットは以下のURLからご購入いただけます。

 ▶ことよりモール お茶の京都特産品ページ⇒https://www.kyotobank.co.jp/ecmall/products/detail/6740

古寺の紹介

岩船寺(がんせんじ)

寺の縁起では、天平元年(729年)に聖武天皇の勅願で建立されたと伝えられ、本堂に安置されている阿弥陀如来坐像は、高さ3メートルに迫る丈六の坐像。

平安時代に一本のケヤキから切り出された一木造りの仏像は、その大きさから重量感を感じますが、表情は柔和な印象で、肉身の漆箔、衣の彩色も見ることができます。

花の寺としても知られ、境内は季節の花も見どころです。

岩船寺三重塔(室町時代・重要文化財)

海住山寺(かいじゅうせんじ)

聖武天皇が平城宮から遷都した恭仁宮を眺める山中にあり、境内からは、かつて泉川と呼ばれた木津川を展望することができます。

国宝五重塔は鎌倉時代に建立されたもので、初重には裳階(もこし)が設けられ、心柱が初重天井の上から立てられているのが特徴です。

また、本尊の十一面観音立像は平安時代のもので重要文化財に指定されています。

海住山寺五重塔(鎌倉時代・国宝)

浄瑠璃寺(じょうるりじ)

極楽浄土を表現した庭園は、国の特別名勝に指定されており、宝池を中心に、西に本堂・九体阿弥陀仏、東に三重塔・薬師如来を祀る平安時代の形を今に伝えています。

平安時代には、京都を中心に九体の阿弥陀如来を祀るお堂が多く造られたと云われますが、現存しているのは浄瑠璃寺だけです。

池の東に佇む三重塔は、平安時代末期に京都一条大宮から移築されたものとされ、本堂・九体阿弥陀如来像とともに国宝に指定されています。

浄瑠璃寺本堂(平安時代・国宝)

神童寺(じんどうじ)

聖徳太子の創建とされ、そののち、修験道の開祖である役行者が神童寺を訪ね、この山で修行したといわれています。

修業中の役行者の前に、二人の神童が現れ、助力を得て蔵王権現像を刻んだという伝説が残る修験道の霊地です。

本尊蔵王権現を祀る本堂は、応永13年(1406年)に再建されたもので、重要文化財に指定されています。

愛染明王坐像、不動明王立像など、収蔵庫には数多くの文化財が安置されており、「平安時代の美術館」と称されることも。

神童寺本堂(室町時代・重要文化財)

蟹満寺(かにまんじ)

「今昔物語」に登場する「蟹の恩返し」の舞台で、境内にはいたるところに蟹の紋様が配され、本堂の中で蟹の恩返しの説話を聞くことができる、まさに蟹の寺です。

毎年4月18日の蟹供養放生会には、全国から蟹に関わる事業者の方が訪れ、境内で沢蟹が放流されます。

本尊の国宝 釈迦如来坐像は、奈良時代よりもさらに遡る白鳳時代の丈六の金銅仏。

険しい表情や流れるような衣文線が特徴的で、本堂ではその威厳ある姿を間近で見ることができます。

蟹満寺扁額(本堂内 釈迦如来坐像は白鳳時代・国宝)
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