埼玉県内随一のパワースポット
関越自動車道を花園ICで下りて、国道140号線を走り、長瀞町に向かいます。
国道は荒川沿いを走っているので、ところどころで荒川の渓流美が見れて気持ちが盛り上がります。ちなみに、途中に野上下郷石塔婆という日本一大きい青石塔婆があります。
さて、長瀞のメイン景勝地の岩畳ですが、秩父鉄道長瀞駅前通りを進むと岩畳が広がり、ライン下りの乗船受付口があります。但し、バイクでなら線路を渡り線路沿いを走った後に、いろは通りを戻り、岩畳観光トイレ付近の駐車場(各所有。おおよそ車500円)に止めて歩いて見に行った方が楽な感じがします。ちなみに、このまま荒川沿いの道を川に沿って走っても樹々に阻まれて岩畳を見ることが出来ません。
また、岩畳ではないですが、下流の歩行者専用橋の金石水管橋からは、雰囲気のある長瀞の渓流の景観を望むことが出来ます。
さて、長瀞を代表する景観の岩畳ですが、普通の河成段丘とは違い、結晶片岩がむき出しになって、よりきれいに見える渓谷です。
さて、岩畳を眺め見た後、荒川沿いに南桜通りを走り、再び国道140号線に合流しました。
そのまま秩父市を走ると、迫力ある武甲山の山容を眼前に見つつ、パワースポットの秩父神社や芝桜で有名な羊山公園の近くを通り、そして、三峰方面に。なお、秩父市については「小鹿野・秩父ツーリング編」をご参照ください。
埼玉県の奥の大滝に入り、道中に道の駅大滝温泉があり、そして、その近くの国道沿いにバイクのお弁当で有名な大滝食堂があります。
但し、今回のツーリング時はお店がお休みで、店内に入れませんでした。残念。
そこからしばらく走りますと、国道140号線が旧道とバイパスに分かれますが、まずはバイパスの方を進み、ループ橋に。
かなり高度もあり、カーブということでバイクがバンク中に下も見え隠れして、高所恐怖症ですと少々怖い道です。ちなみに夜はライトアップされとても綺麗だそうですが、暗い中ここを走るのは、想像するだに怖いです。
ループ橋を越えて少し走ったところの駐車場でUターンして、再びループ橋を渡り、ループ橋の下にあります滝沢ダム下流広場駐車場に。個人的には、ここから写真を撮ると、バイクとダムとループ橋(の一部)が写せるので、立ち寄りにお勧めです。
ちなみに、同駐車場の入口に小さな蛹沢不動滝という滝があります。
再び、来た道の国道140号線バイパスを旧道との分岐まで戻り、今度は国道140号線の旧道の方に入りました。途中に、三十槌の氷柱という冬場に氷のつららが出来る景勝地があるのですが、オフシーズンは私有地ということでガードが閉められていました。残念。
とはいえ、1月中旬から2月中旬には、バイクで来るのはかなり難しいと思われます。そして、しばらく走りますと、二瀬ダムに着。ここから相互交通の堤体を走り、三峯神社へと向かいます。
二瀬ダムを通り、ここから三峯神社まで片道約10km、ピストンロードですので往復約20kmの道のりになります。三峯神社に至る道は、道の状態はいいのですが、景観が少なく単調な山岳路で、10kmも走りますので少々飽きがくるかもしれません。
やがて、三峯神社の駐車場(200円)に。さすが、県内随一のパワースポットということで、多くの観光客の方々がいました。駐車場から歩いて、鳥居を潜り辺りに売店&茶店がありますので、お土産や休息はここで取られるのもいいかもしれません。
しばらく歩くと、左に随身門が見えますので、それを潜ると石燈籠が立つ雰囲気ある参道を歩きます。
そして、拝殿、本殿に。歴史ある重厚な雰囲気を感じられます。また、さすがはパワースポット、居るだけでパワーをもらえる感じがします。
参拝後、三峯神社を後にして下山し、再び二瀬ダムの堤体を通り、旧道を雁坂方面に向かって走ります。しばらく走ると、徐々に道が狭くなり、階段状の集落が見え始め、栃本関所跡に到着。
栃本を過ぎて林間道を走り、国道140号線バイパスと合流。そして、どんどんと山深い道を走り、やがて山梨県境を通る雁坂トンネルに到着しました。
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