■阿蘇・由布岳(ツーリングルート)

目次

日本を代表する絶景爽快なツーリングエリア

米塚(熊本県)

九州を、いや日本を代表する景勝地の阿蘇。やまなみハイウェイや阿蘇パノラマライン、 ぐるっとくじゅう周遊道路 、ケニーロードなどライダー垂涎の爽快路が数多くあり、そして、阿蘇五岳を中心とした絶景を望む展望台が数多くあり、北海道や信州と並びツーリングライダーの聖地とも呼ばれる人気の場所です。今回は、定番の由布岳からやまなみハイウェイを走って大観峰、中岳、そしてケニーロードを走るルートで、走りも景観も楽しめます。但し、展望台も多いので事前に厳選されるか、ほぼ道沿いの展望台が多いので時間を費やすことは少ないですが、杵島岳や中岳の火口巡りなどをされる場合は時間を要しますので、自身のタイムスケジュールを合わせて立ち寄り場所をセレクトされることをお勧めいたします。また、ご存じのように阿蘇山は活火山で、定期的に噴火が発生していますので、事前に噴火レベルや状況をご確認されておく方がよいかと思います。

総走行距離~約185km

阿蘇への行き方は出発地にや阿蘇への入り方によりいろいろなパターンがありますが、今回は北九州や四国からフェリーで佐賀関に渡って別府に入り、熊本市方面へと抜けます定番のルーティングを行いました。

東九州自動車道の別府ICで下ります。但し、もしETCを搭載されているようでしたら別府湾スマートICで下りて、別府湾SAの展望台やIC近くの十文字原展望台で別府湾の好景観を望むのもお勧めですし、別府市街に下りられて別府温泉の地獄めぐりや湯けむり展望台から別府市街から立ち上がる湯けむりの景観を望むのもいいかと存じます。

さて、別府ICから県道11号線で湯布院に向かいます。途中に別府ロープウェイ(往復1,600円)があり、ロープウェイで鶴見岳を登りますと、山頂駅から10分ほど歩いた先にあります展望台から、別府湾や由布岳の好眺望を望めます。

鶴見岳頂上から由布岳を望む

また、近くの志高湖や神楽女湖の湖畔からも由布岳の秀峰を望むことができます。

志高湖から由布岳を望む
神楽女湖から由布岳を望む

さて、そのまま県道11号線を西へと向かい、由布岳を望みながら爽快な道を走ります。

途中に由布岳登山口にあり、正面に荒々しい山肌の由布岳を望むことができます。

由布岳登山口

そして、その先に雨乞牧場へと上がる山道がありますので、そこに入ります、するとよく絶景本などでよく目にする湯布院の美観を見ることができます。

由布院 由布岳展望台から由布岳を望む

但し、道が狭くて坂道で、また、道中には展望の良い場所もありますので、雨乞牧場(一般の人 立ち入り禁止)の手前まで行って戻ってくることをお勧めいたします。再び県道11号線に戻り西上しますと、道中に狭霧台(さぎりだい)駐車場があり、そこの狭霧台展望台より由布岳を一望できます。

そのまま県道11号線(やまなみハイウェイ)を走りますと、湖上に鳥居が立つ金鱗湖があり、そして湯布院の町に入ります。

温泉湧出量、源泉数が全国2位で、人気の温泉旅館が多くあります湯布院温泉ですが、ちょっとその風情を垣間見るのに、お店が軒を連ねる湯の坪横丁、そして湯の坪街道を散策してみるのも楽しいかと思います。ちなみに、湯布院と由布院という表記が混在していますが、当初は同地は由布院という名で、その後に湯平町と合併したことで湯平の湯を入れて湯布院と呼ばれるようになったそうです。ですので、どちらも間違えではないのですが、地元では旧湯平町を湯布院、旧由布院の町を由布院と呼び分けているそうです。但し、現在はその後の合併もあり、由布市になっています。ちなみに、JRの駅は由布院で、高速のICは湯布院になっています。

さて、湯布院の町から県道216号線に入り西に向かいますと、九州横断自動車道長崎大分線の湯布院ICのそばで国道216号線に入り、再び県道11号線のやまなみハイウェイに入ります。

やまなみハイウェイは、大分県別府市から熊本県の阿蘇市を繋ぐ大分県道・熊本県道11号別府一の宮線の一部路線の愛称で、実際は別府からやまなみハイウェイなのですが、やはりイメージとしては九重連山や阿蘇のふもとの山間の高原の中を走る道、という感じで、このあたりからその雰囲気を醸し出してきます。JR久大本線の線路をくぐり走りますと、蛇越展望台に到着します。

蛇越展望台は、湯布院の町を眼下にして由布岳の好眺望を望める立ち寄りお勧めの展望台です。そして、しばらく走りますと朝日台展望台があり、その先の道を右折しますと、長さ390m、高さ173mの歩道専用として日本一の高さを誇る九重“夢”大吊橋があり、震動の滝などを望むことができます。

さて、やまなみハイウェイを走り、JA九重町飯田 飯田高原ドライブインの交差点を右折しますと飯田高原があり、左折しますと九重連山をぐるっと周遊する、ぐるっとくじゅう周遊道路があります。

今回はそのままやまなみハイウェイを進みます。やがてやまなみハイウェイを代表する景観のやまなみハイウェイ長者原道標の場所に到着します。

やまなみハイウェイ 長者原

やまなみハイウェイ~大分県別府市から熊本県阿蘇市へと至る県道の愛称で、総延長距離は約60km。由布岳のふもとを抜けて、久住高原を走り阿蘇山へと向かう国内トップクラスで人気のツーリングロードです。各所に展望台もあり、爽快な走りを楽しめる道です。

そしてその先には長者原ビジターセンターがあり、タデ原湿原の景観や九重連山の遠望を楽しめます。

再びやまなみハイウェイを走りますと、道路わきに車が数台止められる駐車スペースがありますやまなみハイウェイ展望台があり、阿蘇五岳が一望できます。なお、その先にで国道442号線を左折して4kmほど走りますと久住高原展望台があり、瀬の本高原越しの阿蘇の雄大な景観を望むことができます。

久住高原展望台

やまなみハイウェイを進みますと動物の形をした植物いくつもが立つ千羽鶴鹿公園があり、そのまましばらく走りますと途中で左に曲がりますと県道45号線、通称ミルクロードに入りますので、同ミルクロードに走ります。爽快な高原路を走って行きますと、蛇の道を望めます扇谷展望台跡があり、そして大観峰展望所に到着します。

ミルクロード

ミルクロード~熊本県菊池郡大津町から熊本県阿蘇市に至る県道などの呼称で、総走行距離は約47km。牛乳搬出用道路として作られたことからミルクロードという呼称がつきました。世界最大級の阿蘇のカルデラを楽しめる爽快な草原道路で、道中には阿蘇屈指の展望台の大観峰があります。

大観峰~阿蘇山の北外輪山の一峰で、阿蘇五岳やくじゅう連山など360度のパノラマの好景観を望むことができます。阿蘇五岳はお釈迦様が寝ているように見えることから涅槃像とも呼ばれる景観も望め、阿蘇屈指の展望所です。食事処や売店などがあり、多くの観光客が訪れる場所です。秋から冬には雲海を出会えることがあります。

阿蘇を代表する展望所で阿蘇五岳の好眺望を望めます大観峰。人も多いですがトイレや売店もありますので、是非とも休憩がてら立ち寄って雄大な阿蘇の光景を望みたい場所です。

大観峰を後にして再びミルクロードを西へと走ります。やがて、阿蘇スカイライン展望所、そして西湯浦園地展望所があります。

西湯浦園地展望所

そして、その先の信号のある交差点を左折してミルクロードを走り続けます。少し走りますと、かぶと岩展望所があります。

そしてその先に、熊本地震で崩壊してしまい現在復旧中ですが、以前、ラピュタの道と言われました狩尾牧場に至る酪農家道路があります。

ラピュタの道だった場所

そのままミルクロードを走りますと県道23号線(菊池赤水線)に交差しますので、道を左折しますが、同交差点の手前で少し左に入りますと江戸時代に参勤交代にも使われていました風情ある豊後街道 二重峠石畳があります。また、県道で下に下りた(道中に好眺望のフォトスポットとるぱというパーキングがあります)あたりにも参勤交代の石畳があります。

そして、県道23号線を下りた赤水の町から阿蘇の中岳方面へと向かいます。県道298号線に(阿蘇パノラマライン)に入り進みますと、途中で米塚を眺め見ることができます。

米塚~高さ約80mのお椀をさかさまにしたような小山で、約3,300年前に噴火によってできたと言われています。春から夏には新緑が、秋にはススキの景観が楽しめる場所です。

米塚を過ぎてそのまま阿蘇パノラマラインを進んで行き、突き当りを右折(県道289号線)しますと、少し先に草千里があります。

草千里(草千里がヶ浜)~阿蘇山の二重式火口の跡で、杵島岳や中岳など阿蘇五岳のふもとにあります広大な草原です。窪地には雨水がたまると池になり馬や牛が放牧され、草の上で寝転がってのんびりするのも楽しい場所です。ただし、馬や牛のふんにはご注意を。

そして、ここでお勧めなのが、草千里の駐車場にある登山口から整備された遊歩道を歩いて行ける場所の杵島岳です。

杵島岳(1,326m)は阿蘇五岳のひとつで、山頂まで約30分ほどで登れて、そして火口のお鉢回りで約60分+下山で30分ほど要しますが、歩きやすく、何より草千里ヶ浜や米塚、そして烏帽子岳・中岳のパノラマ好眺望を楽しめます。時間があれば、是非とも立ち寄りたい場所です。

そして、県道298号線を上りますと、やがて阿蘇 山上広場に到着。噴火レベルが低くなっていましたら阿蘇山公園有料道路(200円)を上って阿蘇中岳の火口に行くことができます。

中岳には7つの火口跡があり、時間があれば砂千里ヶ浜を含めて火口巡りしてみるのもいいかもしれません。但し、噴火レベルの状況などによっては 阿蘇 山上広場より上には行けませんので、事前にご確認されてから行かれた方が良いかと思います。

阿蘇中岳を後にして県道111号線(阿蘇パノラマライン)を南下して下山。道中には牧場展望所や南阿蘇パノラマライン展望所などがあり、そして県道39号線と交差したところで右折して県道39号線に入ります。途中で県道28号線を右折して400mほど進みますと好眺望な道の駅 あそ望の郷くぎのがあります。

道の駅 あそ望の郷くぎのから阿蘇山を望む

県道39号線をそのまま走って行きますと、グリーンロード南阿蘇という呼称の道となります。車通りの少なくてライダーにはたまらない爽快な道で、かのGP500チャンピオンのケニー・ロバーツが大好きな道からケニーロードとも言われています。

グリーンロード南阿蘇(ケニーロード)

グリーンロード南阿蘇の道中には阿蘇山のパノラマが望めますグリーンロード南阿蘇展望所があります。

グリーンロード南阿蘇展望所

グリーンロード南阿蘇を西へと走って行きますと、途中で少し北に道をそれた場所に恐ヶ淵があります。

駐車場から少し歩きますと綺麗な淵があります。とても神秘的な色の淵で、人も少なくて立ち寄りお勧めの場所です。再びグリーンロード阿蘇(ケニーロード)に戻り西へと向かいます。道中には「Kenny Road 掲示板」がありますので、ライダーなら記念撮影をしてみてもいいかもしれません。その先には狭路に入り少し走りますが、駐車場から10分ほど歩いて行ける白糸の滝があります。

落差20mの滝ですが、苔むした渓流の岩戸のコントラストが綺麗な場所です。

そして、そのままグリーンロード阿蘇を進みますと、益城町に入り、九州自動車道の益城熊本空港インターチェンジに入ることができます。なお、今回、阿蘇の西麓を周りましたため、東麓の箱石峠や九重連山の方はルーテイングに入りませんでしたが、日数があれば、阿蘇の爽快路をいろいろ走って見られるのもいいかと思います。

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