■2018年式 BMW G310GS に乗ってみました。

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普通免許で乗れるBMWのGS。ETC標準装備で、足回りとシートが素晴らしい。

313ccの水冷単気筒DOHC4バルブエンジンはシングルながらトルクフルで力強く、100km/h時は6速で6,000回転でレッドゾーンまでまだ4,000回転も余裕があったほどです。しかも単気筒エンジンとは思えないほどに回転がスムーズに回るのには驚きです。

ハンドルの切れ角もあり、フルステアでのターンもしやすいです。

ただし、サイドスタンドが立ち気味なのか、乗り降りの際は少し足を上げる必要があるのと、同エンジン車のG310Rに比べると足つきはややきついです。

とはいえシート幅が狭いせいか、シート高835mmという数字ほどには足つきは悪くないです。しかも、このシート、座り心地が抜群で、すっぽりとお尻をホールドしてくれて、まるで車のシートに座っているかのような安定感。さすがこのあたりは、小排気量車でも長距離走行に妥協がないドイツ車という感じです。

そして秀逸なのはかっちりとした足回り。なんと倒立フォークを採用し、高速走行も安定しつつ路面ギャップもしっかりと吸収してくれます。さすが、GSを名乗ることはあります。

ETC2.0が標準装備され、ETC車載機はシートの下にありリアキャリアやアンダーガードが標準装備です。

もちろん、BMWブランドの象徴のBMWマークも付いていて、高級感も感じられます。

出来れば、鍵にも分かりやすいBMWロゴが付いていれば嬉しかったですが…

24時間サポートのBMW RSの連絡先がタンクに貼ってあるのも、何かあった際に安心です。

普通免許で乗れて、しかも車体価格が682,600円~からと、アンダー70万円で買えるBMWのGS。

普通免許で乗れるアドベンチャーバイクとして、またビッグアドベンチャーバイクからのダウンサイジングバイクとして、決して見劣りをしない、それ以上に満足度の高いバイクです。

G310GS諸元

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