■2020年式 250Adventureに乗ってみました。

目次

KTMの軽二輪アドベンチャーバイク

125ccからビッグバイクまで、オンンロードバイクもオフロードバイクも扱うKTM。パリダカラリーもそうですが、MOTO GPにも参戦し、レースフィードバックのイメージもあり、ブランドイメージも高くなっているブランドです。

そんなKTMですが、以前は125、250、390とネイキッドタイプのDUKEとレーサータイプのRCがありましたが、昨今、アドベンチャータイプのAdventureが250と390でライナンアップされました。特に250は日本の車検制度的に、車検の無い排気量のため、維持費的にも非常にコストパフォーマンスが高いのが特徴です。

ベースは390と同様にネイキッドのDUKEですが、フレームやエンジンは共通ながら、外装やタイヤの口径を変更しています。

エンジン自体は調整しているのか、猪突猛進のようにドンと加速するシングルエンジンのDUKEと違い、比較的アクセル操作に順応性が高い感じで、DUKEと違ってアクセルを回すぞ…という感じにはならないニュートラル性の高いエンジン特性です。

とはいえ249cccのシングルながら30psを発生し、アクセルを一ひねりすると7000回転を越える伸びをしめすので、回して楽しいエンジンです。

フロント19インチでリアが17インチにより、安定したハンドリングでポジショニングもアドベンチャー系の楽な姿勢により、路面の悪い場所でも比較的構えることなく、安心して走ることが出来ます。

タンク容量は14.5Lで、満タン時の航続距離は400kmを超えると思われます。

タイヤも溝の深いメッツラーのロード系タイヤで、ガンガンにオフロードを走るという訳でないにしろ、ちょっとしたフラットダートなら、普通のロードタイヤ以上に走破性がいいのも嬉しいです。ABSは標準装備ながら、リアの介入をカットすることが出来ます。

メーターはデジタルながらモノクロで質感は薄いですが、情報は必要にして十分。但し、スクリーンは短めですので、高速走行などでの防風効果はあまり多くを期待は出来ません。

 ちなみに、メーターの下に電源ソケットがあるのは嬉しいです。

シートはセパレートタイプながら、リアに大きなグラブバーが付いているので、タンデムがしやすく、また大きな荷物やシートバッグの乗せやすいです。ハンドルガードやアンダーガードが付いているのも、その気にさせてくれていい感じです。

ただ、シート高が855mmと高く足つき性がいまいちなことと、シングルエンジンのためレスポンスが強く、ルーズなアクセルワークがしづらい部分がネックかもしれませんが、逆にDUKE譲りのスポーツ走行を楽しむことも出来ます。

 しかも、価格が67.9万円と比較的リーズナブルのため、Vストローム250ABSなどの購入を予定されている方は、試しに試乗してみられてはいかがでしょうか。

■250 ADVENTURE

ORANGE
BLACK

\679,000

全長:-mm 全幅:-mm 全高:-mm ホイールベース:1,430mm 地上最低高:200mm シート高855mm 車両重量:156kg(乾燥) 乗車定員:2名 エンジン種類:水冷4ストロークDOHC単気筒 総排気量:248.8立方センチ 圧縮比:- 最高出力(kW[PS]/rpm):22kW(- hp)/- rpm 最大トルク(N・m[kgf・m]/rpm):24Nm( )/- rpm 燃料タンク容量:14.5L 変速機形式:6速 タイヤ(前):- タイヤ(後):- ブレーキ(前):320mmシングルディスク ブレーキ(後)230mmシングルディスク

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメント一覧 (4件)

コメントする

目次