■2019年式 ヤマハMT-07に乗ってみました。

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欠点の少ない優等生的なバイク。でも個性が薄い、かも

水冷4ストロークDOHC4バルブ直列2気筒688立法センチメートルのエンジンを搭載し、9,000回転で73馬力を発生すします。

ツインエンジンらしく、低速から中速までストレスなくエンジンが回り、とても走りやすく、足つきも良くて車重も183kgと軽くて取り回しもしやすく、全体的にまとまっていてとてもいいバイクです。それで、価格も72万円(税別)とリーズナブル。

ツーリング的にも、リアシートはフラットで幅広で積載がしやすく、標準で人気のミシュランパイロットロードを装着しています。

まさに優等生的なバイクですが、逆に際立った個性(特徴)が薄い感もあり、MTシリーズの強面のフェイスもちょっと、その優等生的なキャラクターとは違う感じもする気がします。

粗を探すとすると、高回転域の伸びが少なく感じるのと少しチープさを感じるメーターの、その取り付けられている場所が微妙で、弁当箱のような感じがするところでしょうか。

しかし、逆に言うと気になったところはそれくらいです。

個人的には、MT-09とは違うもう少しマイルドな顔付きにして、プチツーリング系にしてもよかったかも…と。1万5千円くらい?価格をプラスして、ミニスクリーンとUSBソケットを標準で付けたらそれらしくなるのかもしれません。個性を求めるなら、価格差は11万円以上あるが同エンジンを搭載したXSR700もいいです。

このエンジンは、XSR700のキャラクターの方が合うような感じもしますが、車体の軽さはMT-07の方が断然軽くて、足つきも良くて取り回しもしやすいです。価格面も含めて、このあたりが両車の選択肢になりそうです。

とはいえ、街中からスポーツ走行、ツーリングなど、あらゆるステージを楽しめて、ビギナーでも乗りやすく、お求めもしやすい、欠点の少ないバイクだと言えます。

MT-07諸元

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