四国(ツーリングルート)

四国からは瀬戸内海に浮かぶ小豆島を含む6ルートをご紹介。瀬戸内海沿いはまだアクセスがしやすいですが日本三大秘境の祖谷や奥地にあります四国カルスト、そして四国最南端の足摺岬などは場所的に遠いですので、短期間で回れる方はタイムスケジュールも立てられた方がいいかしれません。但し、バイクを下りて歩く場所もそんなに長距離のところはないので、狭い酷道部が多いですが、離合が困難な車と違ってバイクであれば予定以上に早く回れる場合もあります。とにかく絶景場所が多いので、立ち寄り場所の選定が難しいエリアかもしれません。

小豆島  ② 瓶ヶ森林道と石鎚山スカイライン  ③ 香川県  ④ 祖谷  ⑤ 四国カルスト ⑥ 足摺岬・四万十

小豆島

二十四の瞳と日本三大渓谷美

寒霞渓第一展望所(香川県)

1周82kmの島ながら、走りやすく爽快な寒霞渓スカイラインとブルーラインがあり、また絶景の寒霞渓やエンジェルロード、そして観光地の二十四の瞳映画村や個性豊かな小豆島の八十八ヶ所の霊場があり、また、離島ながら岡山港や高松港からも近くプチ船旅が楽しめて、まさに見どころ走りどころ満載のライダースパラダイス的な島です。但し、(特に紅葉時には)多くの観光客やファミリーカー、そして八十八ヶ所の霊場を回っていますお遍路さんもいらっしゃいますので、くれぐれも走行にはご注意を。

瓶ヶ森林道と石鎚山スカイライン

別名UFOラインを走る

瓶ヶ森林道 (高知県)

新居浜ICより、別子ライン、天空のコーナー、そして、 瓶ヶ森林道、石鎚山スカイラインと、狭路、絶景路、爽快路と走り尽くしのルートです。景勝地のにこ淵や面河渓を巡り、史跡も別子鉱山を巡るという走りも景色も盛りだくさんのルートです。総走行距離は220kmとかなり長いルートですが、主要な場所で時間を費やしますのは別子銅山のみ。あとは、道沿いの展望所か、にこ淵や面河渓のように駐車場からすぐな場所なので、頑張れば1日で周ることも可能なルートです。但し、狭路が多いルートですので、車との離合や天候の変化には十分ご注意を。

香川県

日本一小さい県ながら見どころはたくさん

高屋神社の天空の鳥居(香川県)

大鳴門橋や瀬戸大橋を渡って四国をちょっとツーリングをしたいと思っている本州のライダーは多いかと思いますが、人気のUFOラインや四国カルストは少々遠いため、回りやすい香川県のツーリングルートをご紹介いたします。えっ?香川県って、うどんと金比羅さんだけじゃ…と思っていたら大間違いです。瀬戸内の絶景を望める紫雲出山をはじめ、SNSで人気の高屋神社や父母ヶ浜、走りを楽しめる五色台スカイラインや屋島スカイウェイのほか、日本一標高の低い山など、ツーリングを満喫できる場所が多くあり、時間によっては立ち寄り地の取捨選択をする必要もありです。もちろん、1,368段の石段を上る金比羅さん巡りも楽しまれるのもありです。

祖谷

日本三大秘境の地

祖谷渓の小便小僧(極島県)

ツーリングルートというよりは、国道438号線、そして国道439号線とほぼ徳島県を一直線に横断するツーリングラインというルートで、この国道438号線と国道439号線は酷道として名をはせている国道です。しかし、その国道上には、日本三大秘境のひとつの奥祖谷や、小便小僧で有名な祖谷渓、そして奇岩奇勝の大歩危と秘境ならではの見どころが沢山あります。但し、車線なしの酷道部が多いため、平均時速があまり上がらないことと、対向車にはご注意を。酷道に神経をすり減らしながら、秘境の絶景に感嘆する「秘境と酷道」のツーリングルートです。

四国カルスト

四国を代表する絶景ルート

四国カルスト(愛媛県・高知県)

一度は走ってみたい四国カルストの道。四国の山々を眼下に見下ろしながら走る白い石灰岩が点在する日本三大カルストの台地はまさに爽快そのもの。本州や九州から遠くてなかなか気軽に訪ねられる場所ではありませんが、レンタルバイクを使えば出発地にもよりますが日帰りで行くことも可能ですし、また泊りがけなら時期にもよりますが、ぜひ、四国カルスト内にあります姫鶴平のキャンプ場でゆっくりされることをお勧めします。

足摺岬・四万十

日本列島でもっとも遠い場所

柏島(高知県)

四国最南端にあります足摺岬。とにかくどこから訪ねるにしろ遠い場所です。それでも今回は、足摺岬、四万十川の沈下橋、そして柏島と欲張って三か所を回る長距離ツーリングとして設定しました。場所も遠いですし、距離もありますので、それなりの時間が必要かもしれませんが、せっかく行くなら各景勝地を楽しみたいところです。特に柏島が望めます観音岩の遊歩道と柏島ブルーのビーチは必訪です。

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