近畿(ツーリングエリア)

琵琶湖 浮御堂(滋賀県)

古来より日本の歴史の中心舞台になっています京都や奈良、滋賀などがあります近畿エリアは特に寺院仏閣などの史跡の見どころが多いですが、今回はバイクで、とのことでツーリングロードを中心にお勧めのツーリングスポットをご掲載させて頂きました。人気の琵琶湖を一周するビワイチや、淡路島を一周するアワイチのほか、紀伊半島の南の南紀と、日本海側の奇勝を周る若狭/丹後エリアを選ばせて頂きました。

どのエリアも日本を代表する好景観ポイントから、知る人ぞ知るようなマイナースポットまで、バイクの機動力を生かして楽しめるところばかりです。

なお、南紀は範囲が広いので、今回は、三重県熊野市の楯ヶ崎から円月島があります和歌山県の白浜までのエリアを南紀してご紹介致しております。

1.琵琶湖 / 2.南紀 / 3.丹後/三方五湖 / 4.淡路島

琵琶湖 湖北水鳥公園 

ビワイチと呼ばれます琵琶湖を一周するツーリングやサイクリングは人気で、距離も200kmぐらいなので、バイクでなら1日で周遊できます。

古来より愛でられていた琵琶湖の周辺には、琵琶湖の好景観を望めます展望スポットのほか、寺院仏閣などの歴史的建造物も多く、また安土城跡や彦根城、そして賤ケ岳や小谷城跡などの城跡や古戦場も多く、見どころが多いので、宿泊してゆっくり歴史的背景を調べながら楽しまれるのがお勧めですが、時間が無い場合は、国宝の彦根城やメタセコイヤ並木などメイン観光地を回りつつ、湖の北部にあります奥琵琶湖パークウェイで走りと琵琶湖の景観を楽しむプランがお勧めです。

■琵琶湖のお勧めツーリングスポット

1.びわこバレイ(びわこテラス)

びわこバレイ(びわこテラス)

山麓からロープウェイで5分で行ける山頂からは琵琶湖の雄大な景観を望むことが出来ます、琵琶湖屈指の展望所。ロープウェイ代が3,000円(往復)と高いのが少々難点ではありますが、web前割りで300円引きになりますので、行かれる場合はご利用ください。

2.浮御堂(満月寺)

満月寺 浮御堂

琵琶湖大橋の南側にある琵琶湖の名所で、近江八景「堅田の落雁」としても名高い場所です。近くにあります、幸福を呼ぶ石がある風情ある伊豆神社も立ち寄りお勧めスポットです。

3.彦根城

彦根城

江戸時代に建てられた天守が残る現存天守12城のひとつで、国宝指定天守5城のうちのひとつでもあります。1622年に築城後、井伊氏が城主を務めました。入場料800円。

4.メタセコイア並木

メタセコイア並木

琵琶湖の北東にあります高島市マキノ町を走る県道小荒路牧野沢線沿い2.4kmに渡って、約500本のメタセコイアが植えられている並木道で、その好景観から人気の高い場所です。紅葉時はとても綺麗ですが、渋滞必至の場所です。

5.延暦寺

延暦寺

琵琶湖の南西にあります788年創建の古刹で、標高848mの比叡山全域を境内する広域の寺院です。根本中堂や金銅経箱などが国宝。世界遺産にも認定されています。比叡山ドライブウェイと奥比叡山ドライブウェイでのみアクセスが可能です。

6.安土城跡

安土城大手道
安土城の天守跡より琵琶湖を望む

1576年に織田信長によって築城された標高199mの安土山にあったお城で、独創的な様相だったらしいですが、本能寺の変で織田信長が討たれた後に焼失。現在は石垣などが残るだけになっています。入山料700円がかかります。

7.余呉湖

余呉湖

琵琶湖北側の長浜市にあります湖で、周囲長は約6.4km。いろいろな伝説が伝わる静かな湖です。賤ケ岳の戦いの火ぶたが切られたと言われる尾の呂が浜からは好景観が望めます。

8.石山寺

石山寺東大門

琵琶湖の南端の大津市にあるお寺で、本堂や日本三塔のひとつの多宝塔など国宝が多くあり見ごたえがあります。源氏物語ゆかりのお寺でもあります。

9.草津宿本陣 

旧東海道 草津宿本陣

東海道と中山道が合流する草津宿にあります江戸時代に大名たちが休泊した「本陣」で、建物が現存するものの中では最大級のものになります。当時の面影を随所に感じることが出来て、見ごたえのある場所です。入館料240円。

10.第1なぎさ公園

第1なぎさ公園

琵琶湖大橋の東岸にある公園で、近くに菜の花畑がある好撮影スポットです。夏には12,000本ものひまわりが開花します。

11.八幡堀

八幡堀

近江八幡市市内にありますお堀で、豊臣秀吉の甥の、豊臣秀次居城の八幡山城の城下町として栄えた風情を感じられる場所です。観光名所として整備されています。

12.白髭神社

白髭神社

全国の白鬚神社の総本山で琵琶湖西側の湖畔にあります。湖のほとりの朱塗りの鳥居があり、近江の厳島とも呼ばれています。多くの観光客が訪ねる神社です。

13.小谷城跡

小谷城跡

琵琶湖の北西にある495mの小谷山にあります城跡で、湖北の大名だった浅井氏の本城だったところです。1573年に織田信長によって落城。翌々年の1575年に廃城となりました。中世三大山城のひとつです。山城のため、ほぼ30~40分の登山になります。

14.金剛輪寺

金剛輪寺

737年の古社で、本堂が国宝でそのほか国重要文化財が多数あります。日本最古の大黒様の像や風情のある三重塔なども見どころ。拝観料600円。

15.三井寺(園城寺)

三井寺(園城寺)

金堂ほか数多くの国宝を保有し、近江八景の1つである「三井の晩鐘」でも知られるお寺です。春には桜がライトアップされ、秋の紅葉も綺麗です。拝観料600円。体験座禅(一人1000円:5名以上、要予約)も出来ます。

16.西明寺

西明寺の三重塔

金剛輪寺、そして百済寺とともに湖東三寺に数えられる寺院です。本堂、及び高さ23.7mの三重塔が国宝です。拝観料600円。

17.渡岸寺観音堂

渡岸寺観音堂

琵琶湖北部にあるお寺で、1本の木で作られました優美な国宝の十一面観音菩薩像が展示されています。同像は日本彫刻史上の最高傑作ともいわれています。拝観料500円。

18.佐和山城跡

佐和山城跡
佐和山城跡から望む琵琶湖

琵琶湖の西岸、彦根城からほど近くにある城跡で、丹羽氏や石田三成などが城主を務めました。現在では遺構もほぼ残っておらず、当時を偲ぶものは少ないですが、山頂からは彦根城を眼下にして琵琶湖の好景観を望めます。但し、山城につき、登山の様相で天守跡まで約20分ほどかかります。

19.賤ケ岳

賤ケ岳からの望む琵琶湖
柴田勝家像

1583年に、横死した織田信長の後継を巡って、豊臣秀吉と柴田勝家が戦った場所です。山頂からは、琵琶湖や余呉湖を一望できます。約10分ほどリフト(往復900円)に乗って、降りてから山道を約15分ほど歩きますと山頂の展望台に到着します。琵琶湖八景のひとつでもあります。

20.琵琶湖大橋

琵琶湖大橋

琵琶湖の東西を結ぶ、全長1,350mの有料道路です。橋の途中に歩道を少し広くした展望台がありますが、駐停車禁止です。料金100円(ETC80円)

■琵琶湖のお勧めツーリングロード

21.奥琵琶湖パークウェイ

月出峠から大浦に至る約18.8kmの道で、道中のつづら尾崎展望台は恋人の聖地にも選ばれていて琵琶湖の好景観が望めます。道沿いに桜の木が約3,000本植えられています。

22.比叡山ドライブウェイ/奥比叡ドライブウェイ

比叡山ドライブウェイ

大津市の田の谷峠から延暦寺東塔(根本中堂)、比叡山頂を結ぶ約8.1kmの有料道路で、夢見が丘展望台や登仙台駐車場などの好展望地があります。また延暦寺を越えての反対側には、大津市の仰木ゲート側から比叡山頂に及ぶ約11 の民間自動車道の奥比叡ドライブウェイがあり、こちらにはびわ湖展望台や比叡山峰道レストラン展望台などがあります。比叡山ドライブウェイから延暦寺経由、奥比叡ドライブウェイの縦走で通行料は1,680円かかります。

南紀

那智の滝(和歌山県)

日本一大きい紀伊半島。南紀は昔、その交通の不便さから日本一遠い場所とも言われたエリアですが、紀勢自動車道の開通により最南端の潮岬まで、名古屋から260km、大阪からですと210kmということで比較的移動の目安が立ちやすくなりました。とはいえ、海岸線の国道や県道を走りますとより距離が増えますし、観光地を巡ることを考えますと、両都市圏から日帰りだと少しきつい距離になりますので、1泊以上宿泊して回られるのがお勧めです。

今回は、三重県熊野市の楯ヶ崎から円月島があります和歌山県の白浜までのエリアを南紀してご紹介致します。伊勢志摩(甲信越・北陸エリア)や高野龍神スカイライン~白崎海洋公園は西紀伊半島(ツーリングエリア)でご紹介致しております。

時間に限りがあるようでしたら、海岸線の近くを走ります紀勢自動車道をうまく利用して、スポットごとに周るのが効率的です。但し、紀勢自動車道は潮岬辺りは開通しておらず下道を走らなければならないため、時間配分にはご注意を。

■南紀のお勧めツーリングスポット

1.那智の滝

那智の滝

落差133mの直瀑で、一段の滝としては落差は日本1位。日本三名瀑にも数えられています。那智の滝は飛瀧神社のご神体であり、同神社の境内にあります滝見台から迫力ある景観を望むことが出来ます。少し離れた青岸渡寺の三重塔を絡めた場所が人気撮影スポットです。世界遺産です。

2.橋杭岩

橋杭岩

串本町にあります、約850mに渡り大小約40の岩が一列に並んで立っている場所で、国の名勝にも指定されています。すぐそばに道の駅があり、そこから一望できます。また、バイクを絡めて撮影することも出来ます。

3.潮岬/潮岬灯台

潮岬灯台

紀伊半島の南端から突き出ました潮岬。約10万平方メートルの芝生があり、潮岬観光センターからは360度のパノラマを望むことが出来ます。また、同センターでは本州最南端訪問証明書も発行しています。潮岬灯台は潮岬のシンボルでもあり、日本の灯台50選にも選ばれています。

4.鬼ヶ城

鬼ヶ城

三重県熊野市の海岸にある景勝地で、断崖や奇岩がある迫力のある奇勝地です。遊歩道を歩きますが、歩き続けると半日かかりますので、どこか切りのいいところでUターンを。国の名勝であり、日本百景や世界遺産にも認定されています。鬼ヶ城センター売店のレストランで新鮮な地物魚介類を食せます。

5.獅子岩

獅子岩

熊野市の七里御浜にあります岩で、ライオンの顔に似た形の高さ25mの奇岩です。国道42号沿いにありますので、22km続く日本で一番長い砂礫海岸の世界遺産 七里御浜も綺麗ですし、ちょっと眺め見るだけに立ち寄るのもありかと思います。すぐそばに神仙洞という岩洞の祠があります。

6.花の窟神社

花の窟神社

日本書紀にも登場します「国産みの舞台」として登場する日本最古の神社のひとつで、高さ45メートルの巨巌がご神体です。国道311号線沿いにありますので、ぷらっと立寄って見るのにお勧めの場所です。

7.楯ヶ崎

楯ヶ崎

海に突き出ている、高さ約80mの柱状節理の巨岩壁で、国道311号線の駐車場から2kmほど歩いたところにあります千畳敷の断崖上から素晴らしい景観を望めますが、駐車場から30分~40分ほどかかりますが、見る価値ありの場所です。柵などありませんので、荒天時は無理して行かれない方がよいです。

8.海金剛

海金剛

海から突き出た鋭い岩礁が林立する景勝地です。展望台は日米修交記念館から徒歩5分くらいのところにあり、アクセスが至便なのも嬉しいところです。

9.丸山千枚田

丸山千枚田

海沿いから国道311号線で紀伊半島の内陸部に入ったところにあります棚田で、日本の棚田百選にも選ばれています。県道脇展望台、丸山千枚田展望所、時計台の3か所からその景観を望めますが、一番メジャーな丸山千枚田展望所は30分ほどの登山になります。

10.赤木城跡

赤木城跡

丸山千枚田から北に5kmほど走った場所にある、築城の名手であります藤堂高虎によって作られた赤城城の城跡です。石垣、郭のみが残っていますが、お城自体はコンパクトで見やすく、風情も感じられる場所です。国指定史跡です。

11.瀞八丁

瀞八丁

丸山千枚田から西に約10km、海岸線沿いから国道311号線経由で約27kmほど内陸に入った場所にある峡谷で、高さ50mにも及び断崖、そして奇岩などが1kmに渡り続く国の特別名勝です。ここと言った展望台が少なく景勝地が見づらいですので、やはり時間は費やしますがウォータージャット船に乗るのがお勧めです(志古発:往復3500円)。

12.木津呂

木津呂

北山川が湾曲した地にあります集落で、変わった景色が見れることで人気の秘境スポットです。但し、撮影スポットまではロープを使って上るような分かりづらい山道を進む必要がありますため、事前に対岸にあります嶋津観光協会(※不在の場合もあります)で行先を確認する方が良いようです。

13.古座川の一枚岩

古座川の一枚岩

潮岬から、紀伊半島の内陸部を北に約18km進んだ場所にあります一枚の岩盤で、高さは約150m、幅が約800mもあります。対岸の道の駅からその景観を望むことが出来ます。

14.円月島

円月島

和歌山県の白浜の沖合にある海蝕で真ん中に穴が開いた、南北130m。高さ25mの岩の小島です。日本の夕陽百選にも選ばれています。海沿いを走ります県道34号線からその好景観を望むことができますが、お勧めは白浜の岬の先端にあります番所山(駐車場あり)からの景色。太平洋上に浮かぶ円月島の好景観を満喫できます。和歌山県の夕陽100選にも選ばれている場所です。

15.三段壁

三段壁

長さ約2km、高さ50~60mの柱状節理の岸壁で、国の名勝に指定されています。熊野水軍が船を隠したと伝わる海食洞もあり、エレベーターで下りて中を見学することが出きます(1300円)。足湯もあります。夏は渋滞するのでご注意を。

16.千畳敷

千畳敷

太平洋に広がる岩盤で、迫力があり壮大な奇勝風景を望むことが出来る好景観スポットで、国の名勝にも指定されています。荒天時は足元に注意を。無料駐車場があります。

17.白良浜

白良浜

和歌山県串本町にあります延長約640mの砂浜で、サラサラな石英砂でその名の通り白い砂の砂浜です。透明度も高くて、夏は多くの海水浴客で賑わい、温暖なこともあり冬でも多くの観光客が訪れる砂浜です。ハワイのワイキキビーチと友好姉妹浜でもあります。

18.熊野古道

熊野古道 大辺路 富田坂

熊野本宮大社、熊野速玉大社、熊野那智大社の熊野三社に通じる参拝の道の総称であります熊野古道。和歌山県、奈良県、三重県、大阪府と紀伊半島の広域に渡って各路が広がっていますが、南紀にも熊野古道があり、特に国道42号線から近い場所はアクセスもいいです。大辺路 長井坂のタオの峠は、国道から徒歩約10分ほどで行けるほか、熊野古道 大辺路の長井坂東登口や馬転峠も国道の近くにあります。熊野古道大辺路 富田坂の一里松跡も国道42号線近くにあります草堂寺からすぐのところにありますので、興味のある方はぷらっと立寄って見るのもいいかもしれません。

■南紀のお勧め温泉

19.崎の湯

崎の湯

太平洋を間近に見ながら浸かれます露天風呂です。石鹸や洗い場も無く、脱衣所もほぼ囲いだけで、周囲からも見えています感じのシンプルで風情のある温泉です。波の音を聞きながら体を温められます。入浴料500円。駐車場あり。

20.忘帰洞

那智勝浦温泉にありますホテル浦島にあります各温泉の中で、紀州藩主の徳川頼倫公に「帰るのを忘れさせるほど」言わせれたことから名付けられました好景観の波打ち際の洞窟風呂が忘帰洞です。日帰り入浴も可能です(1300円)。ちなみに、少し離れていますが専用駐車場にバイクを置いて、勝浦港の観光桟橋から、ホテル浦島専用の船(無料)に乗ってホテルにアクセスしますので時間はかかります。

丹後/三方五湖

三方五湖(福井県)

福井県の三方五湖から京都の天橋立、伊根の舟屋から丹後半島と回り兵庫県の城崎温泉に至ります三府県を跨ぎます日本海側を走りますルーティングのツーリンエリアです。

日本三景の天橋立ほか、三方五湖や、(オフシーズンでしたら)綺麗な日本海の浜を巡り周りつつ、その風景を楽しむというエリアで、いろいろな展望所がありますが散在していますので、事前に調べて立ち寄る展望所を決めてから行った方が良いようです。道的にはやはり風光明媚な三方五湖レインボーラインがお勧めです。

著名スポットからマイナースポットまで、いろいろな景観を楽しめますエリアです。

■天橋立/三方五湖のお勧めツーリングスポット

1.天橋立

天橋立の松原

長さ3.6kmの砂洲で、日本三景のひとつです。約5000本もの松が生い茂っていて徒歩と自転車、125cc以下の原付のみで渡れます。廻旋橋という船を通すために90度回転する変わった橋もあります。中は松並木が続くため往復するにも景観は単調ですが、歩きですと往復2時間はかかりますため、廻旋橋を渡って少し風情を感じつつ戻るか、もしくはレンタサイクルの利用の方が良いようです。

2.天橋立ビューランド

天橋立ビューランドから見る天橋立

美景の天橋立を望めます天橋立を代表する景観スポットです。股のぞき台で股の間から見ますと、天に龍が昇っているように見える(飛龍観)とのことですが、順番待ちで並ぶことも多く、そこで股のぞきをするのは少し恥ずかしい感じもします。麓からリフトまたはモノレール(共通券850円(往復))でビュースポットへ。レストランのテラス席ではゆっくりと景色をみながら食事が出来ますので、お勧めです。

3.傘松公園

傘松公園から見る天橋立

天橋立ビューランドとは逆側(対岸)の高台にあります公園で、天橋立がまっすぐに見える展望スポットです。山頂の公園まではケーブルカーかリフト(共通券680円(往復))を利用しますが、下りはオープンエアで眼下に天橋立を望めますリフトがお勧め。こちらにも股のぞき台があり、股のぞき發祥之地もあります。レストランで景観を望みながらのんびり食事もできます。

4.大内峠一字観公園

大内峠一字観公園

天橋立の西側にあります公園で、天橋立が横一直線に望める好景勝地です。バイクで直接行けて、リフトやカーブルカーに乗らずに無料で展望台まで行けます。公園までの道中は狭くて勾配がきついところがありますのでご注意を。こちらにも股のぞき発祥の地があります。キャンプも可能です。

5.智恩寺

智恩寺

天橋立の南の入口近くにあります寺院で、多宝塔など重要文化財があります。日本三文殊のひとつで、合格祈願などに訪れる方も多いようです。廻旋橋など天橋立を南側から直接見に行かれる場合は立ち寄りお勧めの寺院です。

6.成相寺

成相寺

1998年建築と言うことで新しいですが木造の五重塔があり、底なしの池とも言われます弁天池から見る景観は風情を感じられます。入山料500円。駐車場から10分くらいのところに傘松公園と同様の天橋立が見れます弁天山展望台があるほか、要入山料にはなりますが、狭い急坂をバイクで上ると約1km先に成相山パノラマ展望台があり、天橋立を含めた湾全体の好眺望を望むことが出来ます。

7.伊根の舟屋

伊根の舟屋

1階が船置場、2階が住居になっている独特の景観の町並みで、まるで家が海に浮かんでいるようにも見えます。国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されていて、宿泊できる舟屋もあります。もちろん住居されている方々がいらっしゃいますので、内部見学ができる舟屋の幸洋丸に立ち寄り写真などを撮影されるのがよいと思います。道の駅 舟屋の里伊根があり展望所からは伊根湾が一望できます。

8.レインボーライン山頂公園

若狭テラス 恋人の聖地から見る三方五湖

三方五湖レンボーライン道中にある、眼下に三方五湖を望む好景観地のレインボーライン山頂公園。各方向に、ソファーや椅子が並ぶテラスがあり東の美浜テラス、西の若狭テラス、北の中央テラス、南の五湖テラス、そして北西の茶屋テラスと、どこのテラスからも好眺望を望めて、恋人の聖地にもなっています。駐車場から山頂公園までは、入園料800円に含まれますリフトかケーブルカーを使っていく必要があります。足湯もあります。

9.水晶浜海水浴場

水晶浜海水浴場

若狭湾に面した砂浜で、美しい景色が広がり、日本の水泳場55選にも選ばれています。海から突き出た岩礁が特徴的です。美浜原発を眺め見ることが出来ます。中京圏から海水浴で訪ねる方も多く、夏は大変混みますので、訪ねるならオフシーズンで。隣接するダイヤ浜海水浴場も綺麗です。

10.屏風岩

屏風岩

丹後半島にあります海面から突き出た約13mの安山岩の岩で、綺麗な海と共に素晴らしい景観を望むことが出来ます。178号線沿いに屏風岩展望台があり屏風岩の遠望を眺め見ることが出来ます。

11.竹野海岸

竹野浜と猫崎半島

日本の渚100選や快水浴場百選」も選ばれています透明度の高い綺麗な砂浜です。近くのじゃじゃ山公園の展望台からは、竹野浜や竹野の町並みの好景観を望めます。また竹野浜の西にあります猫崎半島では奇岩や、西側では波食甌穴群(ポットホール)と言われます無数の丸い穴が開いた奇観を見ることが出来ます。

12.庵蛇(あんじゃ)浜

休暇村竹野海岸キャンプ場の奥にあります約80mくらいの小さな砂浜です。隠れ家的な雰囲気の浜で、緑に囲まれ雰囲気を味わえるマイナースポットです。

13.琴引浜

琴引浜

丹後半島の西側の根元部分にあります浜で、綺麗な海を眺めることが出来ます。鳴き砂の浜で、歩きますとキュッキュッと音がします。鳴き砂の浜としては日本最大級の規模になります。日本の白砂青松100選、日本の渚100選、残したい日本の音風景100選などに選ばれています。

14.立岩

立岩

高さ20mの安山岩の一枚岩です。山陰海岸ジオパークを代表する景観のひとつで迫力があります。近くに車が10台ほど止まれる駐車場があります。

15.玄武洞公園

青龍洞

城崎温泉の近くにあります白い柱状節理の青龍洞などがある公園で、160万年前の火山活動により噴火したマグマが固まって出来た石柱の奇勝地です。中国古来の四神にもじって、青龍洞、玄武洞、白虎洞、北朱雀洞、南朱雀洞の5つの洞窟があります。

■丹後/三方五湖のお勧めツーリングロード

16.三方五湖レインボーライン

三方五湖レインボーライン

三方五湖の間を縫うようにして走る、約11kmの有料道路。眼下に望む湖と日本海の景観が素晴らしく、また、ワインディングロードになっていて走りも楽しめます。道中にはレインボーライン山頂公園があり、ケーブルカーなどを使って上る山頂からは三方五湖の好景観を望むことが出来ます。通行料金740円。

17.但馬漁火ライン

但馬漁火ラインのヘアピンカーブ

兵庫県豊岡市から新温泉町までの約67kmの主要道路の呼称で、日本海の美観を見ながら走ることから日本風景海道にも認定されています。6月から10月の夜に、沿岸にイカ釣り船の漁火が灯り並ぶことからその名が名付けられました。

■天橋立/三方五湖のお勧め温泉

18.御所の湯(城崎温泉)

御所の湯

城崎温泉内にあります外湯で、温泉街の中心部にあり、綺麗でのんびり出来やすい場所です。内湯がなく湯舟が全て露天風呂になっていて、人気の温泉のため待つこともありますため、オンラインで待ち時間を確認されることをお勧めします。入湯料800円。近くに甘味処などがある木屋町小路があります。他にも城崎温泉には人気銭湯の鴻の湯(こうのゆ)や柳屋などの外湯もありますので、事前に確認の上、お好みで。

木屋町小路

淡路島

道の駅あわじ(兵庫県)

瀬戸内海の東部に浮かぶ島で、国生みの島とも言われています。温暖で一年中走れることもあって近畿エリアの人気ツーリングエリアで、淡路島一周が約150kmで、淡路島を一周することをアワイチとも言います。

明石海峡大橋で兵庫県(本州)と、鳴門大橋で徳島県(四国)と繋がっていて、両橋を渡ることで、本州と四国を行き来することが出来ます。道の駅から見る両橋の他、やはり海沿いの道を周遊して走りを楽しんだり、高い場所からの景観を楽しんだりしながら、後はリゾートらしく、お湯に浸かったり、グルメを楽しんだりと、いろいろ自分好みで島ツーリングを楽しまれるのがお勧めです。

足を伸ばして、四国や本州の一部もツーリングで楽しんでみるのもありかと思います。但し、両橋を往復すると、かなりの高額にはなりますので、ご注意を。

■淡路島のお勧めツーリングスポット

1.道の駅うずしお

道の駅うずしお

大鳴門橋の真下にあります道の駅で、大鳴門橋の好景観を望むことが出来ます。道の駅から鳴門海峡の名物のうずしおを眺め見ることが出来る、観潮スポットでもあります。あわじ島バーガーは行列が出来るほどの人気グルメです。

2.大鳴門橋遊歩道 渦の道(※注:徳島側からのアクセスになります)

鳴門海峡のうずしお

大鳴門橋に設置された海上遊歩道で、450m先の渦の道 展望室のガラス張りの床からうずしおを見ることが出来ます。うずしおの発生時間は、渦の道ホームページ内の潮見表でご確認を。入館料620円。なお、渦の道は徳島の大鳴門橋麓の大鳴門橋架橋記念館 エディからのアクセスになりますのでご注意を。

大鳴門橋遊歩道 渦の道より

3.道の駅あわじ

道の駅あわじから明石海峡大橋を望む

兵庫県の神戸市と淡路島を結ぶ、全長3,911mの世界最長の吊橋の明石海峡大橋の景観を間近に見ることの出来る道の駅です。迫力ある明石海峡大橋を真下から撮ることが出来ます。グルメ系が充実していて、特に2Fのレストランやてんぷら屋さん(玉ねぎ天)などは人気です。

道の駅あわじ

4.淡路ハイウェイオアシス

淡路ハイウェイオアシスより明石海峡大橋を望む

神戸淡路鳴門自動車道の淡路SAから、もしくは一般道路からも入城可能なハイウェイオアシスで、明石海峡大橋の遠望を楽しむことが出来ます。お土産ものも多いほか、なんと、玉ねぎスープが飲み放題です。ニンゲンノモリに直接アクセスすることも出来ます。淡路SAとは別の場所になります。

5.兵庫県立淡路島公園

淡路島北部の丘陵地帯にあります淡路ハイウェイオアシスに隣接した公園で、遊具や遊び場、レストラン、芝生広場などがあり、家族連れで車で来て楽しめる公園なのですが、「NARUTO」「クレヨンしんちゃん」「ゴジラ」「ドラゴンクエスト」などのアトラクションがある「ニンゲンノモリ」というアニメパークがあります(ここはハイウェイアオシスからかなり離れています)。入場は無料ですが、各アニメのアトラクションは3000円~4000円台になります。それらのアニメが大好きな方は、この機に寄られてみてはいかがでしょうか。宿泊も可です。

淡路島公園

6.洲本城跡

洲本城天守

旧洲本城の城跡で、国指定史跡。現在は模擬天守が建てられていて、眼下に洲本や海を眺め見ることが出来ます。全国でも三箇所しか残っていない登り石垣があります。駐車場から徒歩で約5分。馬屋跡の月見台からの景観もいいです。また、近くの三熊山公園からも好景観を望めます。

洲本城からの景観

7.慶野松原

慶野松原

約5万本の黒松が生い茂る、約2.5kmの砂浜で、「日本の渚百選」、「日本の水浴場88選」、「日本の夕陽百選」に選ばれている綺麗な海岸です。夕日がきれいなサンセットビーチでもあります。

8.絵島

絵島

国生み神話にも登場する島で、おのころ島伝承地のひとつです。ちいさな島ですが、古来より和歌を詠む名所として名高く、浪漫を感じられる場所です。

9.おのころ島神社(自凝島神社)

おのころ島神社

古事記によりますと、イザナギとイザナミの二人の神によって作られた日本発祥の地であり、国生みの聖地です。同神社の大鳥居は高さ21.7まり、平和神宮、厳島神社と並び日本三大鳥居の一つに数えられています。縁結びにご利益があるせきれい石があり、縁結びのパワースポットでもあります。無料駐車場あり。

10.伊弉諾神宮

伊弉諾神宮

淡路国の一之宮で、イザナミとイザナギを祀った神社であり、日本を創世した神の伊弉諾大神が余生を過ごした神宅の旧跡に建てられたという、日本最古の神社と伝わっています。

11.うずの丘 大鳴門橋記念館

うずの丘から大鳴門橋を望む

淡路島の南の高台にありますグルマや科学館などがありめう複合施設で、撮影スポットとして淡路島の名産の玉ねぎのオブジェのおっ玉葱があります(スマホ台あり)。人気の淡路島バーガーも食べられます。

うずの丘からの景観

12.鮎屋の滝

鮎屋の滝

落差14mの淡路島随一の滝で、間近で見ることが出来て水量もある的ですので迫力ある滝の姿を見ることが出来ます。少しわかりづらい場所にありますが、駐車所からはすぐです。

13.北淡 震災記念公園

北淡 震災記念公園

1995年に発生した阪神・淡路大震災。明石海峡が震源となりました最大震度7の大地震で、6千人以上の方々が犠牲になりました。国道43号が倒壊した様子の再現模型や断層の保存館などがあり、自身を体験できるコーナーなどもあり、地震災害について深く知り考える場所になっています。また、第二次世界大戦の神戸大空襲で焼け残り、大震災でも倒壊せずに残った「神戸の壁」も移設展示されています。活断層の真横にありながらも倒壊しなかった家も公開され、地震のリアルさを見ることが出来ますメモリハウスもあり。入館料730円。近くに石田の棚田がありますので、田植えの時期であれば、立ち寄られてみてはいかがでしょうか。

14.あわじ石の寝屋緑地

海峡展望台

淡路島の北部にあります、縄文時代の古墳群があります。駐車場から少し歩きますが、見上げる展望台や海峡展望台など、各展望台からは明石海峡や神戸市街、六甲山などを望むことが出来ます。

■淡路島のお勧めツーリングロード

15.南淡路水仙ライン

南淡路水仙ラインから沼島を望む

淡路島の東南部の洲本から南あわじを走る県道76号の呼称で、灘黒岩と立川の2つの水仙郷を結ぶことから水仙ラインと名付けられました。海沿いを走る道で景観も良くて交通量も少ない爽快路です。沖合にある沼島の眺望もいい道です。

灘黒岩水仙郷

日本水仙三大自生地の一つで、約500万本もの水仙がシーズンには咲き誇ります。見頃は12月末~2月ごろ。入場料600円。

16.淡路サンセットライン

淡路島サンセットラインから望む明石海峡のだるま夕日

淡路島の西岸を走る県道31号線の呼称で、海沿いの爽快な道です。その名の通り、美しい夕陽を見られる道です。

■淡路島のお勧め温泉

17.美湯松帆の郷

湯舟から明石海峡大橋を望むことが出来るラドン温泉で、レストランやお土産店があり、淡路島名産の玉ねぎも売っています。淡路島バーガーも食べられます。入浴料700円。

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