□ホンダ
□ヤマハ
□スズキ
□カワサキ
□ハーレーダビッドソン
1923年に設立。本社はアメリカ合衆国ウィスコンシン州ミルウォーキー。生産するほとんどのバイクがV型2気筒の大排気量エンジンを搭載。エンンジンパワーを後輪に伝える駆動方式は一般的なチェーンではなくベルトです。エンジンやフレームの形などによっていくつかのファミリーに分かれています。
□BMW
1916年に設立されたドイツの自動車メーカー。1923年よりモーターサイクルを製造していて、ボクサーツインと呼ばれる水平対向エンジンを搭載する車両を多くラインナップしているのが特徴。1982年に水冷直列エンジンを搭載したKシリーズを発表。2009年にはスーパーバイク選手権に出場するために、それまで手掛けてこなかったスーパースポーツカテゴリーのS1000RRを発表しました。
□ドゥカティ
イタリアのボローニャに本社を置く1926年創業のモーターサイクルブランド。1947年から本格的に二輪事業に進出し、V型2気筒ながらシリンダーの挟み角が90度で、横から見るとL形に見えることから「Lツイン」と自称しています。各種レースの積極的に参戦し、スーパーバイク世界選手権では19年のうち12回のチャンピオンを獲得するほどの速さを発揮。2003年より世界最高峰のロードレースMotoGPに出場し、2007年にはチャンピオンを獲得しました。
□トライアンフ
1885年に設立された輸入貿易会社がトライアンフの前身で、1902年に自社製フレームのバイク「ナンバー1」を生産。1907年からイギリスのマン島で開催が始まった公道レース「マン島TT」でも活躍。1984年にトライアンフ・モーターサイクルが発足し、人気モデルのクラシカルスタイルのボンネビルシリーズをはじめ、多くのニューモデルを発表。ネオクラシック系の車種が多いことが特徴的だ。
□KTM
1934年設立の欧州オーストリアのバイクメーカー。オフロードバイクを作り、ダカールラリーやモトクロス選手権で活躍してきました。特にダカールラリーにおいては、2001年から連続して優勝を続け、また、2003年からはロードレースにも打って出ました。2004年には初のロードモデルとして990SUPER DUKEを発表。2012年にはMotoGP/Moto3に参戦を始め、2014年にMoto3でマニファクチャーズタイトルを獲得しました。
□ハスクバーナ
1689年にスウェーデンで創業。1903年からモーターサイクルの生産を続けています。輝かしい歴史のオフロードモデルに加え、2018年にはストリートモデルのVitpilen、Svartpilenシリーズでマーケットに新風を吹き込み、2022年にはアドベンチャーバイクを新たに発売しました。
□GASGAS

1980年代半ばにスペインで創業し、15回ものFIMトライアル世界選手権タイトルを獲得しました。2019年にKTMグループになってからはラインナップを拡充し、2022年には待望のストリートモデルを発売。2023年からはMotoGpにも参戦。
□アプリリア
第二次世界大戦後、自転車の生産を行っていましたが、その後、モペットを製作。1974年にはモトクロッサーバイクを生産し、レースにも参戦しました。1993年以降、ヤマハ、スズキ、ロータックス社のエンジンを使用したRSシリーズという水冷2ストロークバイクのランナップを拡充。1990年代には日本人ライダーの原田哲也や坂田和人などの日本人ライダーが活躍しました。2004年にはピアッジオを傘下にしました。
□モト・グッツィ
1921年に設立されたイタリア最古のバイクメーカー。通常の2気筒V型のように横置きではなく、進行方向に対してクランクシャフトを平行に置く縦置きレイアウトのV型2気筒エンジンが搭載されているのが特徴。現在、日本でのラインナップとしてネオクラシックスタイルのV7シリーズが人気です。
□VESPA
1884年設立のピアッジオ社が、第二次世界大戦後の1946年に発表したバイクで、航空機メーカーであった同社のノウハウを用いて、スチールモノコックボディ、片持ちフロントフォークなどの技術が取り入れられました。当初を2ストロークエンジンでマニュアル操作でしたが、2000年代以降は排ガス規制の強化から4ストロークエンジン&オートマチックという形式に変更となっていきました。
□MVアグスタ
1923年に航空機を生産を開始。1943年にモペットの製造を始めました。1945年にMVアグスタとしてバイクの生産を主としました。1948年より積極的にレース活動を始め、ジャコモ・アゴスチーニやマイク・ヘイルウッドなどのライダーにより、多くの世界タイトルを獲得しました。マッシモ・タンブリーニが設計し、1998年に発表されましたF4は、今でも色あせない華麗な造形美を誇ります。