エリア別では6滝で都道府県内で最も多い百選の滝があります北海道。とはいえ、エリアも広大ですので、各滝は別々の県にあるような距離感があります。しかし、意外と見やすい滝が多いのも特徴的です。また、道内には国内2位の落差を誇ります羽衣の滝もあります。但し、ご存じの通り、北海道はヒグマの生息地でもありますので、観光化されている人が多くいる場所以外はあまり入らない方が良いようです。
1.羽衣の滝 2.インクラの滝 3.飛竜・賀老の滝 4.流星・銀河の滝 5.アシリベツの滝 6.オシンコシンの滝
1.羽衣の滝(はごろものたき)
日本第2位の落差 ★★★★
270m 7段の滝で日本第2位の落差の滝と言われています。天人峡温泉から登山道を約1.5km(約1時間)の滝見台から滝の全貌を見ることができます。また、落差20mながら水量が多く北海道のナイアガラとも称されます敷島の滝も見れます。
2.インクラの滝(いんくらのたき)
別々の滝 ★★
44m 駐輪場から50mのところに展望台があり、滝を遠望できます。但し、滝の上部しか見えないため、遊歩道を15分ほど歩きますと滝の全貌が見やすい見晴台に到着致します。かつて、切り出した木材を運ぶインクラインと言われる貨物用エレベーターがあったことからその名がつきました。2つに分かれて水が落ちるその姿から、別々の滝とも呼ばれています。
3.飛竜・賀老の滝(ひりゅう・がろうのたき)
炭酸水が湧き出る滝 ★★
落差75m 幅35m 賀老高原駐車場などにバイクを止めて、そこから整備された遊歩道を15分ほど歩きますと、賀老の滝第二展望台、及び第一展望台に着きます。滝の上流の岩の割れ目から鉄分を含む龍神様の御神水と言われるドラゴンウォーターという炭酸水が湧き出ています。
4.流星・銀河の滝(りゅうせい・ぎんがのたき)
層雲峡を流れる二大滝 ★
流星の滝 落差90m 銀河の滝120m 最大200mの絶壁を織りなす渓谷の層雲峡内を流れ落ちる滝見で、幹線沿いの大型無料駐車場からすぐに見れるのが◯。駐車場に置いたバイク越しに滝が撮れるのも嬉しいです。
5.アシリベツの滝(あしりべつのたき)
氷瀑が有名 ★★
落差26m 滝野すずらん丘陵公園の渓流ゾーンにある滝で、滝がしぶきまで凍る氷瀑で有名な滝です。滝に一番近い渓流口駐車場(有料)から渥別川沿いの道を約1.1km 約15分歩いた場所に滝があります。
6.オシンコシンの滝(おしんこしんのたき)
世界遺産知床最大の滝 ★
落差50m 滝幅30m 知床半島最大の滝で、知床八景のひとつにも選ばれています。水量が多く、水しぶきがかかるほどの迫力ある滝です。無料駐車場から滝までは僅か300mで5分ほどというのも嬉しいところです。