ハーレーダビッドソン(HARLEY-DAVIDSON®)は、「FIM ハーレーダビッドソン バガーワールドカップ Tuned by Dynojet」の第2シーズンに向けた主要なアップデートを発表します。
2027年から開催カレンダーを拡大: 7か国で全8ラウンド16レースを開催します(発表日時点)。新たに3つのMotoGP開催サーキットが加わります。
ハーレーダビッドソンの参戦体制: 2027年シーズンは5チーム11台の参戦が確定。ライダーの詳細は後日発表します。
レースマシン開発: パフォーマンス向上、ハンドリング改善、新しいエアロダイナミクスパッケージを開発中です。
Dynojet: 長年の技術パートナーであるDynojetがプレゼンティングスポンサーに就任。シリーズの正式名称は今後、「FIM Harley-Davidson Bagger World Cup Tuned by Dynojet」となります。
Dunlop: オフィシャルタイヤサプライヤー契約更新。技術サポートおよび現地サポートも継続します。
COTAファンエクスペリエンスパス: 開幕戦のアメリカGP観戦パスを早期購入価格で販売開始します

イタリア・ミラノで開催中のEICMAモーターサイクルショーでは、次シーズンの開催カレンダーと最新レースマシン(写真)が披露されました。成功を収めた初年度シーズンを経て、同シリーズは2027年から第2シーズンに突入します。開催地の拡大、マシン性能の向上、そしてファンやチームに向けた新たな機会を提供してまいります。
2026年に開催された初年度シーズンでは5名の異なるレースウィナーが誕生し、すべての参加チームが表彰台を獲得しました。最終戦まで4名のライダーによる熱いタイトル争いが繰り広げられ、最終的にオーストリアで開催された最終ラウンドで、アーチー マクドナルド(Joe Rascal Racing) が初代チャンピオンの座を獲得しています。

◆2027年シーズンは、7か国8ラウンド開催へと拡大
2027年シーズンは、初年度にMotoGPファンやハーレーダビッドソンファンから大きな支持を得た勢いを受け、さらに開催規模を拡大します。シリーズ開幕戦は、今年も4月23日から25日にかけて米国テキサス州オースティンのサーキット オブ ジ アメリカズ(COTA)で開催されるMotoGPアメリカGP。その前週の4月17日、18日には公式プレシーズンテストも実施されます。
2027年 の暫定開催カレンダーは次の通りです。決勝レース2回、予選1回、フリープラクティス2回を実施予定です
ラウンド 日程 開催地(★印は、2027年シーズンの新設グランプリ)
Round 1 4月23〜25日 MotoGPアメリカGP(COTA)
Round 2 5月14〜16日 MotoGPフランスGP(ル・マン)★
Round 3 5月28〜30日 MotoGPイタリアGP(ムジェロ)
Round 4 6月11〜13日 MotoGPカタルーニャGP(バルセロナ)★
Round 5 6月25〜27日 MotoGPオランダGP(アッセン)
Round 6 8月27〜29日 MotoGPオーストリアGP(レッドブル リンク)
Round 7 9月17〜19日 MotoGPアラゴンGP(モーターランド アラゴン)
Round 8 10月1〜3日 MotoGPポルトガルGP(ポルティマオ)★
ハーレーダビッドソンのグローバルレーシングプログラム ディレクターであるジェフリー シュースラーは次のようにコメントしました。「2027年は8ラウンド16レースに拡大し、新たに3つの開催地が加わります。レース数、チーム数、ライダー数、ファン数の拡大が第2シーズンにおける私たちの目標です。開催ラウンド数は2大会増加し、シリーズ全体の観客数は2026年の80万人超から、2027年には約130万人へと60%近い増加を見込んでいます。
また、チームおよび技術パートナーと協力しながらレースマシンの開発も続けています。サーキットで得た知見を、市販車やScreamin’ Eagleパフォーマンスパーツへ還元していきます。
しかし成長とは数字だけではありません。バイクとレースを通じて人々をつなぐことが重要です。特に販売店ネットワークやH.O.G.チャプターの存在は不可欠であり、開幕戦のオースティンを起点に、オーナー、ディーラー、H.O.G.メンバー、MotoGPファンを結び付ける体験をさらに拡大していきます。」
「FIM ハーレーダビッドソン バガーワールドカップ Tuned by Dynojet」の2027年シーズンは、現時点で以下の5チーム11台の参戦が確定しています。
Joe Rascal Racing(3台) Saddlemen Race Development(3台)
Niti Racing(3台) Mad Monkey / Tobacco Road Harley-Davidson(1台)
KWR(Kyle Wyman Racing)(1台)
追加参戦チームとの協議も継続中であり、参加リストは今後変更される可能性があります。ライダー契約についても複数の契約がすでに締結されており、まもなくアナウンスされる予定です。

◆さらなる高性能化へ 次世代レースマシン
2027年型バガーワールドカップのレースモデル車両には、初年度シーズンを通じて得られた知見を基に数多くの改良が加えられます。主なアップデートは以下の通りです。
エンジン: 出力を約2〜3%向上。レブリミットを7,000rpmから7,200rpmへ引き上げ
トランスミッション: ギヤボックスを改良。ハーレーと共同開発した新型Dynojetクイックシフターセンサーを採用
サスペンション/ハンドリング: フロント車高を高められる新型フォークキャップ、独立減衰調整機能付きリアショックの他、トラクション向上を目的とした新設計スイングアームを採用
電子制御: アクティブタイヤ空気圧モニタリングシステム
信頼性: シーズン全体を通じた耐久性向上
さらに開発中の項目として、空力性能とボディワークの最適化、ライダーごとの好みに対応するポジション調整機能の拡充なども予定されており、すべての性能向上パーツは全チームへ同一条件で提供されます。
ハーレーダビッドソン ファクトリー レーシングのテクニカルディレクター兼チーム代表であるジェイソン ケールは、次の通りコメントしています。「私たちは常に進化し続けるレースプログラムとしてこの選手権を運営しています。出力向上、リアグリップ改善、サスペンション開発、ライダーエルゴノミクスの最適化など、あらゆる面で性能向上を追求しています。
同一車両で複数チームが競うことで、各チームから多様な知見やアイデアが集まります。2027年型のアップデートの中には、レブリミットの引き上げやフォークキャップ改良など、チームとの協働によって実現したものもあります。レース活動によって得られたデータや経験は、将来のハーレーダビッドソン市販車やScreamin’ Eagleパフォーマンス製品の開発にも活用されます。」













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