スズキ、スーパースポーツバイク「GSX-R1000」、「GSX-R1000R」を発表!

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エンジン、電⼦制御システムを⼤幅に改良

「GSX-R1000R」

スズキ株式会社は、スズキを代表するスーパースポーツバイク「GSX-R1000」、「GSX-R1000R」のエンジン、電⼦制御システムを⼤幅に改良し、発表しました。2026 年より、欧州、北⽶等、世界各国で販売を開始いたします。

「GSX-R」シリーズは、1985 年の初代「GSX-R750」発売から2025 年で40 周年を迎えました。これまでシリーズ累計⽣産120 万台※以上を⽣産しています。また、世界耐久選⼿権での20 回のタイトルを含め、スーパーバイク世界選⼿権、全⽇本ロードレース選⼿権など数々のレースで栄光を勝ち取ってきました。

「GSX-R1000」は、「GSX-R」シリーズの最上位モデルとして2001 年より欧州、北⽶等で販売を開始しました。2024 年には、鈴⿅8 時間耐久ロードレースに、サステナブル燃料などを使⽤した実験的クラスとして設定される「エクスペリメンタルクラス」へ「チームスズキCNチャレンジ」として参戦し、8 位で完⾛しました。

今回のモデルチェンジにおいては、”The King of Sportbikes”としての⾼い性能を犠牲にすることなく、排ガス規制と騒⾳規制に対応し、エンジン内部部品の徹底的な⾒直しに加えて、最新の電⼦制御システムや、軽量、コンパクトで信頼性が⾼く、幅広い温度特性を持つELIIY Power 製のリチウムイオンバッテリーを採⽤することで、更なる進化を遂げました。

● 「GSX-R1000」、「GSX-R1000R」の主な変更内容

エンジン

・ インジェクター、シリンダーヘッド、カムシャフト、バルブ、ピストン、クランクシャフトなどのエンジン内部部品の形状などを全⾯的に改良し、厳しい排ガス、騒⾳規制をクリアしながら、⾼パフォーマンスと耐久性の向上を実現しました。

・ バルブの最⼤リフト量は変えず、リフトカーブを変更することでカムシャフトオーバーラップを減らしました。

・ 耐久レースなど厳しい環境下で使⽤されることを想定し、カムチェーンの幅を広くしました。

・ 排気システムの形状や触媒類の配置を⾒直すことで、排ガス規制への対応と⾼い出⼒性能を両⽴しました。また、レイアウトを変更したことでマフラーボディがスリムでスタイリッシュなデザインとなりました。

⾞体

・ 現⾏モデルで⾼い評価を得ている、軽量コンパクトで⾼剛性なツインスパーアルミフレームを継続して採⽤することで、「⾛る、曲がる、⽌まる」の基本性能が⾼次元で調和しました。

・ フロントカウルには、2024 年の鈴⿅8 耐で「チームスズキCN チャレンジ」の⾞両が装着していたものと同じカーボンファイバー製のウィングレットを⽤品として設定(⼀部地域では装着販売)することで、⾞体にダウンフォースを発⽣させコーナリングからの⽴ち上がり時にフロントのリフトを抑制し、スムーズな加速を実現しました。

S.I.R.S.(スズキインテリジェントライドシステム)

・ 加速時にフロントホイールが浮き上がるのを抑制し、スムーズな加速をサポートするようリフトリミッターを追加しました。

・ IMU と⾞輪速センサーが⾞体姿勢と⾞速を検出し、⾞体のバンク⾓と⾞輪の回転数に応じて後輪の駆動⼒をコントロールし、コーナリングから最適な加速ができるようトルクを制御するロールトルクコントロールを装備しました。トラクションコントロール、リフトリミッター、ロールトルクコントロールは、「スマートTLR システム」として連動して機能します。

装備

・ 軽量、コンパクトで信頼性が⾼く、幅広い温度特性※を持つELIIY Power 製のリチウムイオンバッテリーを採⽤しました。

幅広い温度特性:温度変化によるバッテリー性能の低下を抑制

デザイン

・ 「GSX-R」シリーズ40 周年を記念し、以下3 ⾊を設定しました。

-Pearl Vigor Blue / Pearl Tech White

-Candy Daring Red / Pearl Tech White

-Pearl Ignite Yellow / Metallic Mat Stellar Blue

・ ⾞両側⾯やタンク上部、キーマスコットに40 周年記念グラフィックやエンブレムを施しました。

・ シートやマフラーに「GSX-R」ロゴをあしらいました。

● GSX-R1000/R の主な装備

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